2017年3月21日火曜日

豊洲問題にもの申す!


このところ、毎日のように森友学園の国有地取得問題と豊洲移転問題がワイドショーで興味本位に取り上げられ、マスコミが深く突っ込めば突っ込むほど、最初の問題点が焦点ボケし、誰がどこで何をしたか?と言ったような犯人探しが前面に出て来てしまった。

豊洲問題百条委員会での質疑を聞いていても、質問する側は自分の言いたい事を言うのが精一杯で質問というより自己主張の場に思えた。

石原元知事も、おそらく当時のことはあまり記憶に無いと言うのが本当のところでは無いだろうか。
これ以上追求しても何も出てこないし、仮に誰かの責任が明確になっても豊洲移転問題の根本は解決しない。

これだけ土壌汚染が発覚した豊洲には、「地上と地下は違うから安全だ!」と言われても、生鮮食品を恒久的に扱う市場を移転する事には賛成できない。

まして、築地は場内と場外が一体となって築地であったはずで、場外だけ築地に残し、場内だけ豊洲には移転する事にも、遡る話で「今更何だ!」と言われそうだが私は違和感を感じていた。

この話をあまり長引かすことは損失も増えるばかりだし、ここで働く人たちの負担も増えるばかりで誰も得はしない。
益々全ての関係者の負担が増えるので、早急に判断を下すべきだと考えます。

一つの案として、安全対策を万全に行うことが前提だが、一刻も早く一旦豊洲に仮移転し、その間に築地の場内を建替え、場内と場外が一体となる築地を再現する。

そして新しい築地が出来上がったその後の豊洲は配送センターやアウトレットなど、食品では無いものを扱う施設として運用することは出来ないだろうか。

いずれにしても多額の損失は避けられないし、今後も更なる資本投下が必要になる事も間違いない。

こうなった責任をはっきりさせる事も大事だか、その事に囚われすぎると根本が見えなくなってしまう。

判断ミスがあった事と、今度どうするかは切り離して考え、とにかく今の現状を改善する最善策を早急に検討して頂きたいと真底思います。

2017年3月13日月曜日

IT重説本格稼働決定

2015年8月から始まったIT重説の社会実験が今年1月で終わり、今月行われた第3回目の検討会を経て、ついに今年10月を目処に賃貸に限ってですが、ITを使った非対面の重要事項説明の本格稼働が決定しました。

売買は法人間取引に限ってですが、社会実験が継続されるとの事です。

契約に来られない海外からの帰国者や地方からの転勤者などには重宝されるかも知れないが、重要事項説明を行う不動産会社側が対応出来るまでには、まだまだ高い山々が行く手を拒みます。