昨日、当社に空撮用のドローン「GoPro Karma」がシンガポールから届きました。
数あるドローンの中でも、アクションカメラで有名なGoProが撮影のために作ったドローンです。
つまり、飛ばして楽しむと言うよりは、空撮で楽しむというジャンルの機種になります。
飛行に関しては殆どが自動で行われ、ドローンパイロットは飛ばすことより写真撮影に集中できる訳です。
購入したドローン「Karma」に組合わせたカメラは、GoProの最新鋭機「Hero6 Black」です。
Hero6 Blackは前機種「Hero5 Black」の2倍のパフォーマンスを発揮するとのことで、4K高画質での動画撮影が可能です。
このドローンで何をしようかと言うと、建物状況調査です。
足場をかけたり、大型のハシゴを架けなければ出来なかった高所の壁面や屋根、上に上がれない屋上の状態などをドローンで調査し、大規模改修に向けた調査をより正確に、そして安価に行おうと考えています。
しかし、ドローンは今までに首相官邸の屋上に落ちるなど、数々の墜落事故を起こして来た為、2015年に行われた航空法の改正により、ドローンを飛ばすには国土交通省その他に飛行許可申請を行う事が義務付けられました。
買ったからと言っていつでもどこでも飛ばすことは出来ず、トイドローンと言われるおもちゃの小さなもの以外は、飛行許可を得なければ自由には飛ばせないという事になっています。
ですので、当社はこれから準備を進め、国土交通省に今回購入した「GoPro Karma」の飛行性能などを記載した書面を添えて申請を出します。
ちょっと心配なのは、国土交通省ではドローンにプロペラガード付けるように指導しているのですが、この「GoPro Karma」にはプロペラガードが有りません。
プロペラガード無しで申請が通るか?否か?やってみないと解らない面がありますが、取り敢えずチャレンジしてみます。