2016年8月18日木曜日

フードバンクの活動拡大に思う。



暮らしに困っている人達への支援をする「フードバンク」活動が全国的に増えていると言う記事が朝日新聞一面トップに掲載されていました。

昨年4月から始まった生活困窮者自立支援制度で各自治体が支援窓口を設けた事がその増加要因となっているようです。

この活動自体は、生活困窮者を救うという意味でとても素晴らしい事だと思う一方で、また違った思いも自分の中で芽生えてしまいます。

日本は平和で、経済的にも裕福で、アベノミクスも順調に推移していると言われているのに、何故生活困窮者が何故増えるのか?

働けない高齢者が増えたから?
それも一因ではあるでしょう。
しかし、私のような不動産関連の仕事をしていると生活保護者の住宅斡旋を通し、これらの方々と接する機会も結構あります。

確かに身体を壊して働けない方や、高齢の為に仕事に就けない方などがいる一方で、本当の意味での生活困窮者では無いと思われる人達も結構見かけます。

ほんの一部の人達だと思いたいですが、これらの人達は自らは仕事には就かず、パチンコをしたり、昼間からお酒を飲んだり、生活保護を受けて自立する努力をせずに生活しています。

行政と連携したフードバンク活動それ自体は素晴らしい事ですが、この活動がより増えると、「自立するよりもこの方が楽だ」と思って自ら働こうとする気持ちが萎えてしまう事が心配されます。

あまりにも例えが悪くて申し訳ないですが、野生動物に餌を与えてしまうと自ら餌をとる事をしなくなり、最後には餌をくれる人間を襲ってまで餌を貰おう(奪おう)とするようになる行動と似ているように思えてしまいます。
これはお互いにとってとても不幸な事で、野生動物は人間の生活圏に入り込み、人里に入り込んだ野生動物を人間は駆除すると言う悲しい出来事が起こります。

本当に救うべき人はしっかりと救い、ただ与えるだけでは無く、「生活困窮者自立支援制度」はその名の通り自立を支援する為の制度としてしっかりと運用して頂きたいと思います。

今朝の記事を読んで、素晴らしいと思いつつも心配になってきました。