2008年8月4日月曜日

住宅瑕疵担保履行法

Photo国土交通省から「重要なお知らせ」と記された封書が届きました。



平成21年10月1日から新築住宅の引き渡しには、「保険の加入もしくは保証金の供託」が義務付けられるという内容のお知らせと事業者向け講習会の案内状でした。



住宅瑕疵担保履行法の施行に伴い、新築住宅の売主や工事請負人に対して義務化され、賃貸住宅を施工する請負人(建築会社)にも、保険加入もしくは保証金供託という資力確保措置が義務化されます。



事業者向け講習会も、これから各地で無料にて開催されるようです。
受講したい方や興味のある方は下記サイトをご参照下さい。
http://www.koushuukai.jp



発注者(消費者)にとっては安心材料がまた一つ増えたことになるのですが、喜んでばかりもいられません。



昨今のガソリン高騰に始まる諸物価高騰。
建築資材なども2割程度上昇したと言われている最中に、資力確保のための保険や供託金負担が有ると、新築住宅の施工費が値上がりするのは目に見えています。



安全安心とセキュリティーは、高度になればなるほどお金が掛かるということなのでしょう。
資本主義の原点のような話です。



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