2013年9月5日木曜日
婚外子差別に違憲判決
最高裁は9月4日午後、民法の相続規定に「法の下の平等を定めた憲法に違反する」として、全員一致にて違憲判断を下しました。
これによって相続時の争いが減るのか?増えるのか?我々不動産の仕事をしている者にとっては、少なからず関係のある法改正なので、この先どうなるのかちょっと気になるところです。
2013年9月2日月曜日
日本の歴史がまた変る
1898年(明治31年)に制定された相続規定により、婚内子と婚外子では相続分に差を付け、『庶子及ヒ私生児ノ相続分ハ嫡出子ノ相続分ノ二分ノ一トス』と定められ今日に至っています。
日本の家族制度、家を家系を守るという観点から重要視されてきたものの、人権や法の下の平等、世界的な婚外子差別撤廃の流れの中で議論が続いて来ました。
ついに「最高裁はこの相続規定を違憲とする判断を下すようだ」と言う記事が朝日新聞の一面全段を使って報道されていました。
これにより、それぞれの立場で相続争いをしていた人達は、喜ぶ方、困惑する方、それぞれにかなりの動揺がありそうです。
判決は4日水曜日に下されます。
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