私の友人が執筆し、東洋出版から約一年ほど前に出版された歴史小説「玄い海」。
人間の業を描いているだけに、読んだ当初は正直「暗い・重い・難しい」という印象を受けたが、最近世の中で凶悪な事件事故が多発してくると何か過去の因縁めいた事も関係しているような気がしてきます。
そういった人の因縁や業、難しくて簡単に理解できるような物では無いが、この正月休みにでも時間が空いた時に読み直してみようと思っています。
この本の公式な紹介分は以下の通りとなります。
- 玄い潮の玄海灘。倹しく生きる漁師一家を襲う怪事件。そこには遡ること三百十余年。江戸初期に漁場を守る為に命を投げ出した、六人の漁師の情念が潜んでいた。史的事実の丹念な取材をもとに、人間誰しもに内在する宿命因縁、そして業の織り成す妙を追う。
Amazonで買えますので興味のある方は如何ですか?
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