2008年3月4日火曜日

Windows Vista に苦戦!Part-2

繁忙期のこの時期に、今まで社内ネットワークでServerとして使っていたパソコン(2005年に自作した物)が限界に近くなり、ハードディスクから異音が出たり、いろんな作業をさせるために負荷が大きく、動きが渋くなったりでいつダウンしてもおかしくない状態になったため、新たにネットワークのホストとなる新ServerPCを購入しました。



さんざん考慮した結果、OSをVistaにしたのですがこれが災いの元でした。



システムが不安定にならぬよう、設定変更がやりにくくなっているのはパソコンに詳しくない人には安心材料なのですが、ちょっと詳しく、使いやすいように設定を変えようとする人にとってはガードが強すぎてやりたい設定変更が出来ないようになっています。



そんな状況で構造が解らないまま、いろいろと試行錯誤しながら市販ソフトは何とかインストールが完了。



今日は最後の山場、仕事に一番大事な賃貸管理ソフトのセットアップをしました。
しかし・・・これが実に大変でした。



電話サポートを受けながらセットアップを続けるも上手くいかず、結局リモートで操作してもらうことになりました。



リモートサポート用の特殊なソフトをインストールし、ちょっとした設定をするとサポート担当者が遠隔操作で私の目の前のパソコンを操作しだしました。



見ていると不思議な物で、自動演奏のピアノを見ているような感じでしょうか?



カーソルが勝手に動き、ファイル操作をしながら問題点をひとつづつ探している様子が良く解ります。



この動きを見ているだけで何処にどんなファイルが収められているのか少しづつ見えてきました。



外部から遠隔操作など凄い時代になったと感心しながら見ていると楽しいけれど、よくよく考えると、サポート担当者にはこっちのPCが全てモニターに見えているはずです。



データの保護を考えると不安がありつつも、技術の進化に驚いた一日でした。



どこかの国の俳優がパソコンを修理に出し、結果保存されていた画像がインターネットに流出して大騒ぎになった事件は、知る人ぞ知る大変な事件でした。



世の中が便利になればなるほど、それに相反して危険も増えると言うことなので個人情報などの大事なデータはパソコン内ではなく別の場所に保管するなど、ちゃんとした危機意識が大事になります。



私の場合は、何台かのパソコンを使っていますがそれぞれのパソコン内には大事なデータは無く、ファイヤウォールで守られたファイルサーバーに置いています。



危機管理とは、「あり得ないかも知れないほんの少しのリスクを考慮しながら行動すること」なのかも知れません。



やらなければならないことがどんどん増え、世の中が進化すればするほどのんびり出来なくなりますね。



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