2009年5月3日日曜日

練馬区の緑が減ってしまった。

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練馬区には減ってしまった緑を増やすための条例があります。
その条例の前文は以下の通りです。

都市化の波が迫る中、練馬区は昭和52年、みどりを保護し回復する条例を制定し、樹木や樹林の保全に取り組んできたものの、私たちの誇りであったみどりの減少は止まることなく、特に農地が減少した。
今や樹木そのものを守るだけでは、みどりは守れない。

条例の効果を更に強固なものにするため、平成20年6月1日、「みどりを保護し回復する条例」を廃止し、「練馬区みどりを愛し守りはぐくむ条例」を施行しました。

変更後は、屋上部の緑化が新たに義務付けられ、地上部の植栽本数が増えたりなど、基準が厳しくなりました。

当社のすぐ近くにあった大規模なNTTの社宅跡地も練馬区が購入し、平成23年には大きな公園に生まれ変わることになり、これで大分緑被率(木や草に覆われた土地の比率)が増えることを期待していたのですが・・・・・・

今朝の朝日新聞の記事を見てちょっとがっかり、現実は厳しいのだとあらためて思い知らされました。

記事によると1990年は東京都区部の緑被率No.1(33.8%)を誇っていた練馬区が、今回調査では19.4%と何と14.4%も減少していました。

都心部やその他の地域では、条例等によってビル屋上の利用方法やマンション建築の際の提供公園等で容積率を緩和したり、緑化計画は数字上着実に効果を現しています。

しかし朝日新聞の記事によると、練馬区では「相続等で宅地が細分化されたり、農地や農家の屋敷林が減ったことが原因らしい」と締めくくっています。
確かに当社周辺でも相続が起こる度に林が無くなり、緑地は分譲マンションや建売住宅に変わっています。

この条例の効果が出てくるには、もう暫く時が必要なようです。