先日破産法の申請を行い、ビッグスリーの一角「クライスラー」が経営破綻した。
この破綻は想定内の出来事とは言え、ビッグスリーの一角が崩れたことは更なる景気悪化の引き金になる危険も孕んでおり、これで再建の道が開けたとは言えない状況のようです。
それにしても、資金拠出無しに最大35%の株を手に入れ、再建が上手く行けば投資不的確のレッテルを貼られているフィアットにとっては正にビッグチャンスです。
しかしフィアット自体も投資不的確と格付けが低く、小が大を飲み込んだ形にはなっているものの共倒れの危険も無い訳ではないでしょう。
GMやフォードは?
この破綻処理で日本の自動車関連産業にも何らかの影響が出るでしょうし、これからが正念場と言った状況のようです。
不動産業界も厳しさは増しており、宅建協会が借りている飯田橋のビル所有者も破綻しています。
これからも不動産ファンドを中心とした危機は深刻さを増していきそうです。
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