リーマンショック以来、リートの破綻も有り不動産市況は非常に不透明な状態が続いていました。
一昨年後半、当社のある練馬区中村周辺で売地が出ると、坪単価は200万円~最高値で230万円、これはバブル期には届かないまでも「本当にこれで売れたの?」と思えるほどの高値で取引が成立していました。
しかし・・・・・・
実需での取引が無いまま世界恐慌に突入、値を下げても売れない状況が続いていたのは業界人だけではなく、エンドユーザーも皆実感として感じていたはずです。
ここに来て一年以上売れなかった中村1丁目の土地が成約になりました。
当社の扱いでは有りませんが坪当たり単価120万円。
当社が扱っていた売地はこの土地値を参考に130万円で売りに出したのですが反響が殆ど無く、坪単価を130万円から120万円に下げた途端に買付が入り、先月成約となりました。
狭い世界のコアな情報ですが、練馬区中村1丁目周辺の土地は120万円前後で動き出しました。
不況・不況と言われ、アメリカビッグスリーの一角「クライスラー」は破綻を余儀なくされそうな最悪のシナリオが展開する中、日本経済はまだまだ底力が残っていそうな気がします。
アメリカと違って貯蓄が結構ある日本、不況からの脱出は意外に早いかも知れません。
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