2013年3月22日金曜日

2013年公示地価発表


2013年1月1日現在の公示地価が国土交通省より発表されました。
私の事務所周辺の練馬区を例に取ってみると殆どの地点で昨年と同額となっており、やっと下げ止まったと言ったところです。


新聞紙面では「大都市地価上向く」・「思惑先行不動産に熱」・「都心部で賃料上昇」等、のバブル初期のような言葉が並んでいますが、細かく発表された地価を見てみると、まだまだアベノミクス効果が反映された地価公示とはなっていないと言った印象を受けます。




被災地周辺の高台が高騰しているのは安全な高台に住みたいという心理が働いているので良く理解出来ますが、土地は投機的に動く株とは違い、思惑だけでは簡単には動きません。

これから先本当に地価上昇に転じるか否かは、思惑ではない実体経済が上向くかどうかに大きく左右されそうです。

バブル崩壊以降20年以上も地価が下がり続けて来ただけに、地価下落がほぼ止まったと言う事は実に喜ばしい事です。
しかし、以前のバブル期のような異常な上昇は、一時的に良い思いが出来るだけで、結果としては最悪の事態を招くだけです。

その辺りの事をバブルを経験している人は実感として覚えているだけに、バブル再燃を本気で待ち望んでいる人はおそらくいないでしょう。
緩やかな景気回復、地価の安定を望んでいます。