2006年12月10日日曜日

貴方は持ち家派?賃貸派?

昨今は低額な分譲マンションの大量供給と過去最低水準の低金利に下支えされ、持ち家比率が延びています。



2005年度の国勢調査によると、持ち家比率は全国平均で63%となっており、最高は富山県の80%、2番目は秋田県の79%です。



反対に最低水準は不動産価格が高いせいもあるのでしょうか東京都が一番低く48%、ついで沖縄県の53%との新聞報道がありました。



我々の宅建協会でも住宅金融公庫の固定金利型融資「フラット35」を取り扱う金融機関「全宅住宅ローン株式会社」を設立して会員の仕事をサポートする為に住宅ローンの取扱を行なっております。



そんな影響もあるのかフラット35の受付は対前年比で25%の伸びを記録しているようです。



住宅ローンの貸し出しが増えているということは、当然のことながら持ち家比率が上がることにもなり、国勢調査の結果の裏づけがここにも垣間見えます。



これだけ持ち家比率が増えると当然のことながら賃貸住宅が余るわけで、国勢調査の結果を見ると昨今の賃貸市場の冷込みがうなずけます。



大家さんは戦国時代となってしまうわけですが、ここ1~2年の地価の上がり方を見ていると今後供給される新築分譲物件の価格が高騰するのは間違いない無く、またローン苦で住宅を手放す方も増えているようです。



着実に伸びてきた持ち家比率ですが、「買えば場所と借金に縛られる」と言うことで賃貸市場にも顧客が少しずつ戻ってくる時代になるかもしれません。



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