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2013年2月18日月曜日

マクド難民予備軍「駅寝」

今朝の朝日新聞6面に、「稼ぎが悪すぎてアパートに住めない」マクド難民予備軍の『駅寝』と言われる現象が起きていると言う記事が掲載されていました。

低賃金に苦しみ、いつ職を失うか分からない不安のなか、アパートも借りられず駅で寝泊まりする人達をこう呼ぶそうです。

終電が発車すると駅が閉まる為、あちこちで時間を潰して始発の頃に駅に戻り待合室で眠るそうです。

あちこちで時間を潰して夜中に眠らないのは、路上で寝ていて襲われる危険を避ける為との事ですが、こういった人達が増えて来た要因は、非正規雇用を促進させた規制緩和が大きく影響しているようです。


企業の雇用形態は経費削減の為、正規雇用から非正規雇用へと大きくシフトしてきたしわ寄せが社会現象として現れているのでしょう。

人間の身体も疲れてくると弱い部分から病を発症し、経済社会もコスト削減が行き過ぎると弱い人達にそのツケが回ってしまう。

企業が安心して正規雇用を増やせる経済環境を作らない限り、マクド難民や駅寝現象は解消できないでしょう。

このような現象が広がらぬよう、アベノミクスの経済再生に大きく期待したいところです。

2013年1月13日日曜日

夜をさまよう「マクド難民」


今朝の朝日新聞朝刊一面トップは「マクド難民」



今日まで「マクド難民」なる言葉は知らなかったが、非正規の職まで失ってしまった30代から40代ぐらいの人達が一晩を過ごす場所として、100円で朝までいられるマクドナルドに集まっていると言うことのようです。

ここまで不況が広まってしまった事を震源地大阪の橋本市長は当然知っており、何らかの手を打とうとはしているのでしょうが、大阪市長の立場で景気浮揚策を打ち出すのは正直難しいでしょう。

景気浮揚はやはり政府の仕事であり、アベノミクスで景気浮揚最優先を謳っている安倍政権としては、このようなマクド難民なる人達が現れないよう、末端までしっかりと把握して動いて頂きたいと願う次第です。

今回のマクド難民は一面トップと二面を大きく使って報道されており、大阪発で日本全国に広まらないことを願います。