先日不動産ポータル大手のアットホームが2024年度の定期借家物件動向が発表されました。
それによると首都圏ではタワーマンションなどの大型物件での定期借家契約の比率が約30%とかなり増えてきました。
これはやはり一定期間経過すると明け渡して貰えると言った特性から、海外の所有者が投資用に買った物件が多く、少しでも上がったら転売しようとしている事が解ります。
当社が請け負っている湾外沿いのタワーマンションは殆どが外国人が所有している物件です。かなり少なくなってきた傾向にはありますが、まだまだ良い物件があったら買いたいと言った案件が舞い込んできています。
2~3年前までは新築希望者が多かったのですが、最近では新耐震の中古物件に限って探している方が多く、海外のコーディネーターが再販しやすい物件という事で指導しているのでは無いかと思われます。
これは中型物件から大型物件の扱いが多いリロケーションを専業としている当社の感覚とほぼ一致していました。
このところニュースでは「新築分譲マンションの価格は上昇傾向が止まらず、それにつられて家賃相場も上がってきている」との報道が流れているため、賃料の決定にかなり悩んでいたのですが、厳しめに賃料設定していた方向性は間違っていなかったようです。