2006年9月2日土曜日

防災の日

フリー百科事典「Wikipedia」によると以下のような説明が掲載されています。



1923年9月1日の関東大震災に因んで制定された記念日であり、日付はその9月1日である。



9月1日は年にもよるが、二百十日になることが多く、“災害への備えを怠らないように”との戒めを込めて1960年に制定。この頃に台風が来ることも由来の一つ。制定の前年(1959年)には伊勢湾台風が襲来していた。



この日は各地で防災訓練が行われる。



昨日は突然地下鉄が止まるほどのP波が検知される地震も発生し、いよいよ真剣に災害対策を考えなければならない!
と自信に言い聞かせています。
今朝の新聞にも、災害発生時からライフラインが復活する?「3~4日分の水と食料は各自で確保しましょう!」という食品メーカーの全段広告が目を引きました。



思い返すと防災の日が制定された前年、1959年に大被害をもたらした「伊勢湾台風」の時、私は三重県三重郡伊勢朝日(四日市と桑名の中間)に住んでおり、子供ながらに大災害を我が身で実体験しています。



私の家は丘の上だったのですが、大雨と強風で雨漏りも発生し夜は一睡も出来なかった事、朝明るくなると下の町が水没していた事を子供ながらに鮮明に覚えています。



下の町に住んでいた同級生達で、家が2階建の人は2階に避難して助かったけれど、平屋は水没してかなりの人命も失われました。
水が引いた後で当時僕が通っていた学校へ行ってビックリしたのは、黒板の上から10センチほどのところに喫水線がハッキリと残っていたことでした。



教壇の上にある黒板なので、大人の身長よりはるか上です。



台風は水害ですが、地震発生時は建物の倒壊と火災でしょうか?



こういったことを防災の日だけ考えるのではなく、絶えず忘れず危機管理を頭の隅でも良いですが置いておきたい物です。



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