2006年9月28日木曜日

Yahoo!不動産の物件掲載ルール変更

来月から不動産物件検索のビッグサイト「Yahoo!不動産」の物件掲載ルールが変更になります。
以下ヤフー株式会社のプレスリリースの一部です。



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ヤフー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:井上雅博、以下、Yahoo! JAPAN)が提供する不動産情報サービス「Yahoo!不動産」では、本年10月より、賃貸物件情報の掲載を希望する不動産会社からの賃貸物件データの直接受け付けを開始する予定です。
また本日、Yahoo! JAPANと株式会社いい生活(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:中村清高、以下、いい生活)は、賃貸住宅物件情報の販売に関する業務委託契約を締結しました。



いい生活と提携し、賃貸物件データを直接受け付けることで、「Yahoo!不動産」に掲載される物件の情報量が大幅に増えることはもちろん、物件情報の掲載を希望する不動産会社の声に応えることが可能になります。
そのほか、次のような特徴や利点があげられます。
○物件情報の掲載を希望する不動産会社は、物件データをCSVにて入稿できます。
○先物物件(※1)の掲載を不可とし、情報の信頼性・質の向上に努めます。
○直接掲載により、スピーディーに情報更新ができます。
今後も「Yahoo!不動産」では、物件の情報量を増やし、物件情報の質や鮮度を上げ、お客様の幅広いニーズに応えられるよう、サービスを強化してまいります。



※1 直接に貸主と媒介契約もしくは管理契約を結んでおらず、物件広告活動のために媒介契約もしくは管理契約を有している不動産会社から借り受けている物件。
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Yahoo!不動産にはリクルートのISIZEやアットホーム等の情報サイトに登録された物件が掲載され、重複を避けるためにISIZEとアットホーム両方に登録した際の掲載優先順位が決められていました。
それでもチェック漏れかたまには重複があり、一番の問題点は情報元の不動産会社の了解無しに勝手に無断で掲載する俗に言う「先物業者」の存在でした。



これによって情報元の不動産会社は大きな迷惑と被害を被って来ました。
見つけるたびに電話を入れ無断掲載をしないよう申し入れするのですが、イタチごっこできりがなく、いちいち電話するのも嫌になってしまいます。



来月からYahoo!不動産ではこの「先物物件」(貸主から直接依頼を受けていない物件)掲載不可を前面に打ち出して営業展開するようです。
これがきちんと機能すれば悪質な無断掲載を繰り返す先物業者を閉め出すことが出来、大歓迎であるとともにその効果を非常に期待しています。



しかし、そのチェック方法や発見した場合の掲載削除方法、罰則規定など見えない部分も多く、ただプレスリリースでそう述べただけで何の手だてもなく、掲載する側のモラルに委ねるのでは、せっかく「先物物件無断掲載不可」をうたってもその効果が期待できません。



来月から先物物件無断掲載が経ること、無くなることを期待しています。



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