2006年9月3日日曜日

Web版 『宅建経営塾』 動作テスト完了

Takkenjyuku_1 (社)東京都宅地建物取引業協会が主催している『宅建経営塾』は開講以来2年間で4,500名もの方々が受講されたとても人気のある経営塾(研修システム)です。
更により多くの方々に受講していただくため、飯田橋の会場まで足を運ばなくても自宅や地元の各支部で受講できるようにと、『Web宅建経営塾』構想がこの春から検討準備されていました。
ここに来てやっと稼働システムも決定し、本日お昼頃から接続チェックが行われ、いよいよ14時から第1回目の動作テストが開始される予定でした。



しかし・・・



音声チェックなどちょっとしたトラブルで開始時間が多少遅れましたが、予定通りWeb宅建経営塾初の動作テストがスタートいたしました。



動作テストといっても宅建経営塾ですので、今日は入門コース「不動産広告について」の抗議です。



映像と音声を繋いだ会場は5個所。
○宅建本部のある飯田橋会場
ここにはちゃんとしたビデオカメラと音声さんやスイッチャーが待機
ちょっとした放送局並の設備です。
○渋谷会場
○中野会場
○立川会場
○練馬会場



私は練馬会場を担当し、最初のテストですので自社内のパソコンにウェブカメラを取り付けてテストに参加しました。
途中から練馬区支部情報流通委員長の池永氏も参加したので急遽もう一台のパソコンも会議システムに接続し、都合2台のパソコンでWeb宅建経営塾に参加となりました。



約1時間半に及ぶテストでしたが、さしたるトラブルもなく無事に終了し、とりあえずほっと一息といったところです。
本部会場はカメラもマイクもプロ用機材でセッティングされ、配信されてくる音声・映像共にクリアで綺麗でした。



他会場は私のところも含めてパソコンショップで普通に売っている安価なウェブカメラを使用していますので、映像はそれほどクリアなものではありませんが、量販品でも充分に使用に耐えうることが解りました。



今後もっともっと通信インフラが整備され、光ケーブルの導入が進めば何処でもWeb宅建経営塾の開講が可能となります。
また講義や研修会だけではなく、本部に集まって実施されている重要な会議も、各支部に通信インフラが整備されれば支部内にいて本部会議の開催が可能となります。
これが実現できれば各支部の本部役員がわざわざ本部会議室へ出向く時間的コスト・人的コストが大幅に削減できます。



本日初めてのテストが終了し大きな手応えを感じており、今後このようなシステムは遅かれ早かれ絶対に必要な物だという印象を強く持っておりますが、実際に宅建協会にて導入できるか否かは、コスト面を含めまだまだ難関は多くありそうです。



しかしこの問題を解決して導入が決定されれば、全宅連との兼ね合いや費用負担などの問題はありますが、宅建経営塾の全国展開も夢物語では無くなってきます。



業界全体のレベルアップの為には、基礎教育は避けて通ることが出来ない最重要課題です。
いち早くこのシステムが導入されるよう、今後も見守ると同時に出来る限りの協力体制を取っていきたいと思っています。



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