社団法人 東京都宅地建物取引業協会 練馬区支部では、宅地建物取引業法に則した研修会を年に2回開催しています。
業法に則した研修会は、東京本部が主催するものが年に2回、東京都内各支部が開催する支部研修会が2回の年に合計4回開催されます。
本部研修会は、本部事務局が研修会のテーマから講師選びまで行いますので各支部で行うのは実施日の受付け業務です。
しかし、支部研修会は会場の予約からテーマ選び、テーマに則した講師選びまで各支部で行います。
今日は練馬区支部の平成19年度第2回目の支部研修会が開催されました。
世が世なら大変なことですが、今日ご講演いただいたのは「徳川財団理事長 徳川家 第18代 徳川宗家 徳川恒孝先生」でした。
江戸時代からの日本独特の文化を再認識し、今まで忘れかけていた日本文化の本質に回帰できた気がします。
今日徳川先生からお話しいただいた中で私が一番気になった部分は手紙とメールの話でした。
確か何処か地方の高等学校で公演された時の高校生と徳川先生の会話だったと記憶していますが、私以前の人間(徳川先生も私の大分先輩です)は手紙文化で育った人間です。
今の高校生は、手紙は「郵便代80円、紙代?、封筒代?しかも相手に着くまでに2~3日掛かるような手紙を書くことは資源の無駄ではないですか?」と徳川先生に言ったそうです。
確かにメールは送れば即座に相手に届くし、携帯のパケット代を考えても数円程度。
若者の感覚では手紙は、無駄な経費をかけて相手に届くまでも時間がかかるし、経費も掛かり、「過去の遺物」と捉えられているのかもしれません?
そういう視点で手紙のことを考えたことがなかったので、ある意味カルチャーショックを受けた一日でした。
しかし、何でもかんでも合理的!というのが良いか悪いかは、今後しっかりと仕事も含め考えていきたいものです。
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