2008年2月16日土曜日

シニアランチの提言

先日あるレストランで昼食を食べていると、隣の席で食事をしていた老婦人達の会話が耳に入ってきました。



懐石弁当風な数個の小鉢に盛られたちょっと洒落た食事をしていた老婦人(お歳は70代ぐらいでしょうか?)の話です。



「美味しいから食べたいんだけどお腹が一杯なの。誰かこれ食べてくれない?」



他の人も「私もお腹が一杯でこれ以上は食べられないわ。」



それほど量の多いメニューでは無く、普通の人にとっては丁度良いか少し足りないぐらいの量です。



また他の人は「年取ると量が食べられないからお子様ランチぐらいで丁度いいのよね!」



「でもね!この間食事に行った時にお子様ランチを頼んだら、『これはお子様専用メニューですので、お子様しか注文できません』って断られちゃったわ。」



という会話も聞こえてきました。



量は少ししか食べられなくても、見た目に何種類か綺麗に盛られていないと寂しいですよね。
美味しいものをちょっとづつ。



そんなお年寄りでも楽しめるような「シニアランチ」



考えてみたら面白いのではないでしょうか?



少子高齢化で益々お年寄りが増えるでしょうし、私が料理人だったら「そんなメニューを考えてみたいな!」と思うような出来事でした。



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