2006年8月29日火曜日

区と協力した災害対策について

今日は午後から宅建練馬区支部の自主規制委員会、執行部会、常務理事会、本部役員と常務理事との懇親会と目白押しの一日でした。



特に先日練馬区と協議を始めた大災害発生時の対策について、練馬区危機管理室防災課の方々にお越しいただき、執行部との顔合わせと来月予定されている区役所防災課主催の勉強会に関して打合せを行いました。



我々不動産会社は、大災害が発生した際には自分のみならず、管理しているアパートやマンションの住民の安否までも確認する必要があり、区との意思の疎通と一致団結した災害対策が急務となっています。



たまたま先日、ある理事の一言「社団法人の使命は、会員権益を守るだけではなく、社会貢献も必要なのでは?」で、災害対策に関して区との調整が始まりました。
最初は私一人で区役所に出向き、防災課長以下担当の方と当支部が考えていることと、練馬区がやろうとしている災害対策について話をし、今日は執行部にまでその輪は広がりました。



約1年ほど前、そろそろ「大震災は必ず来る」ということで練馬区支部にて災害対策をテーマに研修会を開催したことがありました。
この研修会はかなりの反響をいただいたのですが、その時に紹介されたのが我々の仲間である神奈川県の宅建協会「横濱不動産のれん会」が制作した「災害対策マニュアル」でした。



阪神淡路の教訓を生かして不動産会社が災害発生時に何をしなければならないかを記したマニュアル本です。
読ましていただいたときにその中身の濃さに驚き、こんな素晴らしい災害対策マニュアルがあるなら、「是非とも会員に配布したい」ということで今年度予算に組み込み、発行元の横濱不動産のれん会にお願いして練馬区支部の会員配布用に増刷していただくことになっていました。



それがたまたま時を同じくして、区役所防災課との打合せの日に届いたということは何か運命的な物を感じています。
いったい何が出来るかは、事が起こってからでないと解りませんが、災害が発生した際に何をしたらいいかを知っているといないとでは結果は大きく変ってきます。



今後練馬区とも何度か勉強会や協議を重ね、当支部としても災害対策特別委員会の設置を念頭に置いて動いていく必要があると思っています。
出来ることなら起こって欲しくない大震災ですが、自然の摂理によるといつ起こってもおかしくない状態にあるということだけは肝に銘じておいた方が、万一のため、転ばぬ先の杖ということでしょう。



脅かすわけではありませんが、大震災が発生した時のために何か対策は取っていますか?



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