11月5日、東京株式市場の日経平均株価は続落し、終値は16,268円とかなり低い水準となっています。
原油価格は上がりっぱなし、アメリカのサブプライムローン問題は解決の目途が立たず、アメリカの経済は先行き不透明。
日本は大企業に限って「過去最高益」と、好況をうたってはいる物の、実態経済はというと冷えたまま。
不動産価格に目をやると、2年ほど前まで当社周辺の土地価格は、広さにもよりますが表向き150~160万円ぐらいで売りに出され、実際の決着は120~130万ぐらいというのが現実でした。
それがあれよあれよという間に相場が上昇。
この1~2ヶ月の売出物件(土地)を見てみると、価格は220~230万円。
ビックリするような上昇ですが、これは価格上昇に対する期待感からの気配値で、実需はそこまで着いていけないのが現実でしょう。
建売住宅もかなり分譲価格が上昇しており、それに伴って売れ残りも増えているようです。
賃貸市場は土地価格の上昇気配とは逆に、空き部屋が増加し賃料は下がり気味でもあり、不動産業界はまだまだ「不況から脱していない」というのが本当のところでは無いでしょうか。
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