昨日午後、私の同級生のお父上の葬儀に参列してきました。
学生時代は広い本堂の片隅をお借りしてバンドの練習をしたり、ご迷惑をお掛けしつつ大変お世話になった方です。
普通の葬儀ならブログに記すような事はあまりないのですが、初めて体験した別格のお葬式だったので記録に留めておくことにします。
葬儀の行われたのは徳川家の菩提寺として知られる芝の増上寺、亡くなられたのは都内某お寺のご住職です。
増上寺の要職も務められていたという地位の方でしたので、笙等の雅楽演奏と共に増上寺で一番位いの高い僧侶(大僧正と言うのでしょうか?)を筆頭に10名ほどの僧侶が入場され、葬儀が始まりました。
雅楽器の音に乗せて10名ほどの僧侶による読経が始まると、それはまるでオーケストラの演奏でクラシックのコンサートを聞いているような、とても重厚でしかも迫力があり、そして荘厳なものでした。
別室も用意され、会場に入りきれない方々はモニターを見ながらご焼香を待つという形式で行われた葬儀。
ある意味感動する程で、こんなにすごい葬儀は初めてでした。
享年90歳、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
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