先日家族と行ってきた那須のゴルフリゾート。
東京からはちょっと遠いが、あまりにも素晴らしかったのでご紹介します。
その名は、「ホテル&リゾート那須霞ヶ城ゴルフクラブ」。
元々は1996年に開場したマーベルスター伊玉野ゴルフクラブがその前身である。
ウッドリブを多用した半円形の大型木造建築で、建物内に入ると木の香りが心地良く、各所に配置されたオブジェや和紙で覆われた柔らかい光を放つ照明がその雰囲気を醸し出す。
平成15年頃、民事再生による営業譲渡で(株)パワーズアンドリミテッドが取得。
那須Resort倶楽部喜美の森ホテル&ゴルフの名称で、ペット同伴でゴルフと宿泊が出来る事を売りに結構人気があったようだ。
その後パワーズアンドリミテッドも本業に専念するため経営権を手放し、平成18年に住宅分譲の(株)ハウジングニチエーが任意売却で取得して現在に至る。
ハウジングニチエーが取得してからしばらくの間、ホテルもゴルフコースもクローズし、かなり大々的なリニューアルを行ったらしい。
但し、建物自体の基本構造はそのまま、全体のコンセプトをカジュアルリゾートからフォーマルリゾートにイメージチェンジ。
要所要所にそのコンセプトは活かされ、実際に行ってみると目に見えないところにも細かな気配りがされていることに驚かされる。
コーディネーターを配し、コンセプトを徹底した経営姿勢には敬意を表したくなる。
写真に騙され、行ってから後悔したホテル&リゾートが過去に何度もあっただけに、「写真やウェブサイトでの情報に偽りなし」は、当たり前のことだが「ちゃんとしているな!」と感動すら覚える。
以下施設内を順番に写真で紹介。
○雨が当たらないよう配慮された車寄せ
○ウッドリブを多用した半円形の大型木造建築
○電動カートには大画面のナビゲーションシステムを搭載
○重厚なイメージのフロント。にこやかで親切でした。
○二階から見たロッカー室前のロビーラウンジ。
ウッドリブを組み合わせた造形も美しく、木の香りが心地よいです。
○プロショップ前にある高い天井のメインロビー。
グランドピアノはただの飾りではないようです。
○フロント前ロビー。
和紙で覆われた灯籠のような照明器具、天井からは線香花火をイメージした洒落た照明が吊られていました。
○コースコンディションはとても良く、針葉樹林でセパレートされた各ホールは隣から打ち込まれる危険は皆無です。
しかし、曲げたらアウトですよ。
ここは15番Par-4、グリーンまで左サイドにはクリークがあり、実に美しい。
○15番ホールのクリーク
○最終18番Par-5は美しいホテルに向かって打っていきます。
グリーン周りの池に注意。
○要所要所に統一されたコンセプトで各種のオブジェが・・・
○廊下やレストラン前には洒落たソファーが配置されています。
○ディナーはイタリアンレストラン「Siena」にて
お洒落でイタリアンと言うよりフレンチのような見せ方です。
どうやらシェフは高級リゾート「二期倶楽部」からスカウトしてきたようです。
○アンティパスト:初夏のトマトムースとズンダ豆の葛切りと穴子のサラダ
○プリモピアット:青しそのタリアッテレ・大田原産"有機肥料栽培"アスパラガスと生ハムのアーリオ・オーリオ ペペロンチーノ
○ペッシェ:太刀魚のムニエルと地元天宮農園”干し椎茸”のソテー青森県十三湖のしじみプチスープ添え・梅肉とフォンドヴォーのソース
フレンチのような洒落た盛りつけでした。
○カルネ:那須北和牛のローストと伊王野産”野菜取り合わせ”・シェフのおすすめソース
○最後に出たデザートは、フルーツのガスパッチョ・那須高原牛乳のアイスクリームのせでした。
○食後の寛ぎは、プールバーとダーツバーを兼ねたバーラウンジ
○更なる寛ぎの演出、和紙を使った間接照明とオブジェ
○28㎡のスタンダードツインから75㎡の露天ジャグジー付スイートまで全30室。
我々家族が泊まったのは、メゾネット44㎡のジュニアスイートです。
ソファーベッドを使って3名まで可。
○床まである開放的な窓の外は幻想的な針葉樹林
○朝食はディナーレストラン「Siena」ではなく、ゴルファーズレストラン「Wood」
○バイキングではなく、洋食か和食をチョイスするが、サラダやデザート・飲み物etcはバイキング形式。
那須の高原野菜は美味しいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿