練馬区民にとっては、いやいや東京都民なら一度は行ったことがあるであろう豊島園遊園地。
夏になると毎年楽しみにしていた週末土曜日の花火。
仕事を早めに切り上げ、シャワーを浴び、枝豆とビールを用意してベランダから花火を楽しむ、そんな夏の楽しみも2004年を最後に中止となり、とても寂しく感じていました。
豊島園と言えば一番の思いでは「ウォーターシュート」。
1927年に営業用としては豊島園が日本で初めて導入しました。
水面につく直前、船首に乗った船頭さん?が大きく飛び上がり、そのかっこよさにあこがれて将来はウォーターシュートの船頭さんになりたいと思ったぐらいです。
このウォーターシュートは日本上陸から102年経った2005年、最後まで営業を続けていた八景島シーパラダイスを最後に姿を消しました。
その後、流れるプールやハイドロポリスやツイン型フライングパイレーツなど、世界初や日本初のものが多々ありました。
小・中・高の頃、夏になると友人たちと毎週のように流れるプールのある豊島園へ行ったものです。
海外からのエンターティナーを招いての各種イベントも数多く開催され、桜の頃のビヤガーデンや夏の夜を涼む緑のビヤガーデンなど、楽しい思い出は一杯あります。
そんな豊島園が東京都に買収され、都立公園として生まれ変わるという事が今朝の新聞に小さくですが掲載されていました。
寂しい出来事ですが業界を問わず、小さいけれど一生懸命頑張ってきた者たちが力尽きてその歩みを止めてしまうことには少なからず悲哀を感じます。
大きくなくては生きて行けない時代、こんな時代で良いのかな?
小さいけれども頑張っている人達が報われる時代はもう来ない?
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