最近、消費税増税に関するニュースが毎日のように流れています。
大反対の声が大きく上がる中ではありますが、世界レベルで考えると日本の消費税はかなり低いレベルにあり、消費する物に対して消費税を課するのは私自身反対では有りません。
受益者負担と同じく、物を購入した方々が相応の税を負担するのは国民として当然の義務でもあると思うので、国の借金がこれ以上膨らまぬように消費増税には賛成します。
しかし、こと不動産に関する消費税にはちょっと異議あり!
不動産を購入する際、売主が法人であった場合には、中古物件の場合でも、新築住宅の場合でも、消費税が課税されます。
ここでよく考えてみると、消費税が課税されるのは土地ではなく建物。
土地は消費する物では無く、建物は消費する物という判断から消費税が課税されるようになったのだと思うのですが、土地と同じく建物にも固定資産税は課税されます。
固定資産として税が課税されている物に消費税を更に課税するのは二重課税となり、どう考えても、誰が考えてもおかしな構造となっています。
建物も「資産」であるから固定資産税が課税されている訳なので、資産に対して消費税を課税することには大きな疑問を感じています。
この辺りはしっかりと精査して頂き、課税対象をきちんと仕分けして頂きたいと考えています。
これ以上景気が悪化したら、日本も大不況の導火線になりかねません。
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