2006年10月22日日曜日

You Tube なかなかやりますね!

You Tube が民放各局やNHK・音楽著作権協会などの要請を受けて約3万件にもなる著作権侵害の違法ビデオ(テレビ番組やプロモーションビデオetc)を削除したという記事が新聞紙上を賑わせていました。



これまで著作権侵害の投稿を見て見ぬふりをしてきたYou Tube としては、「この辺で手を打っておかないと生き残れない」と判断したのでしょう。



これだけの数をチェックして削除するとなるとかなりの人手と費用がかかったでしょうが、とりあえず、You Tube なかなかやりますな!といったところでしょうか。



Yahoo!不動産も「無断掲載禁止」とうたうだけではなく、きちんとした態度で実際に無断掲載物件が無くなるような策を、掲載する不動産会社側のモラルに委ねるのではなく、実施していただきたいものです。



2006年10月21日土曜日

個人情報保護法のあり方

宅建練馬区支部では今年創立40周年記念にあたり、写真名鑑の発行を計画しています。



それに伴い、顔写真その他個人情報に該当する項目についての掲載可否を各会員に委ねたところ、5年前は全員掲載だったのですが個人情報保護法施行後の今年はかなりの数、掲載拒否がありました。



顧問弁護士さんからはくれぐれも個人情報保護法に抵触する部分は要注意でお願いしますと言われているだけに過敏に反応してしまいます。



我々宅建業界だけではなく、個人情報保護法施行後は学校の名簿が作れないだけではなく、非常連絡網すら機能しなくなったという話も聞きます。



今朝の新聞に興味深い話が出ていました。
人材派遣会社の登録者基本台帳に関する事です。



ある人が派遣会社に対して個人情報の開示請求をして解ったことらしいのですが、ある大手派遣会社が登録人材の風貌に関する項目、例えば太め・細め・年齢層・茶髪・スキンヘッド・言葉使い・態度etcに関する情報を法に反して保管していたという物です。



東京労働局では「能力に無関係の個人情報であり、事実であれば是正指導に入る」というコメントを出したようですが、何かおかしくないですか?



人材をほしがる企業は雇う人間の質を確認するのは当然で、人材を派遣する側は雇用主の要望にマッチする人材を派遣するのが責務です。



しかし・・・・・
個人情報保護法ではそれらの個人情報を利用することを禁止し、自由競争の原理を無視していると私は思っています。



必要の無い項目まで過剰に保護することによって自由競争と、自助努力の道を塞いでしまい。
過剰に保護するが為に「人に負けまい」とする努力を皆がしなくなる法律のような気がしています。



一生懸命努力している人が努力していない人より評価されるのは極々当たり前で、努力している人としていない人をランク付けしたら、いきなり「個人情報法護法違反」と言われたのでは更に世の中おかしくなってしまうのではと不安になります。



私ごときがどうこうできる問題ではないのですが、個人情報保護法が努力している人を無視し、努力していない人を守るための法律にならないことを願っています。



このままでは世の中おかしくなりませんか?



監査会開催

公益法人のルールに則り、今日は午後から中間監査会が開催されました。



規則通りの会議(理事会)が開催されているか?審議は規定通り行われているか?会計処理は適正に行われているか?等々、総務委員長及び財務委員長から中間報告がなされた後、監事3名による各種書類のチェックが行われ、顧問税理士3名立会のもと監査会は無事終了しました。



専務理事就任後初の監査会と言うこともありちょっと緊張気味で会は始まりましたが、総務委員長・財務委員長が事前下準備をきっちりとやってくれたお陰と感謝しています。



2006年10月19日木曜日

新旧移動理事会開催

社団法人宅地建物取引業協会では公益法人のルールに則り、毎月1回の理事会を開催しています。



練馬区支部でも本部同様に毎月理事会を開催していますが、今月は年に一度の移動理事会(親睦旅行を兼ねて)開催月です。



特に今年は役員改選時期で、退任された役員と新しく就任した役員の合同移動理事会ということもあり、参加者57名(バス2台)での移動理事会となりました。



開催地は西伊豆の宇久須温泉。



あまり聞いたことのない温泉地ですが、さすがに伊豆と言うこともありなんと言っても食事が美味しいのとホテル(ニュー岡部)が綺麗なことで、参加者全員満足した移動理事会となりました。



行き(17日)は着いてから理事会開催があるということで、バスの中はそれほど盛り上がりはありませんでしたが、翌日は理事会も終了しており後は帰るだけとあって車中は大盛り上がりとなりました。



年に一回ぐらいは羽目を外した旅行も息抜きには良いですね!



2006年10月17日火曜日

税務調査

先週の金曜日と今日、税務調査が入ることとなりました。



定例の税務調査ですが、正直なところ税務署が来るというのはあまり嬉しいことではありません。



それなりに帳簿類を用意したり、調査日は極力外出しないように事務所にいたりで、忙しいときに来られると正直辛いと行ったところです。



脱税したりで特に隠している物もないので心配事はこれといって無いのですが、やはり税務署はあまり好きではありません。



素朴な疑問で、担当税務官に「あまり人気の職種では無いのに税務官になりたくてなってのですか?」と聞いたところ、公務員試験をいろいろと受けた結果、ここしか残らなかったのでという回答がありました。



税務官の方には申し訳ない話しですが、「子供に将来何になりたい?」と聞くと、パイロット・消防士・警察官・お医者さんetcの回答はあっても、おそらく税務署員という回答は無いのでは無いかと思います。



査察官の窓際太郎なるテレビドラマやマルサの女などの影響で、国税の査察官になりたいと思う人はいるのでしょうが・・・・・



私も好きか?といわれると答えに困る税務署員は、嫌われる職種でちょっと可愛そうな気もします。



2006年10月16日月曜日

宅地建物取引主任者資格試験

毎年この時期に年に一回の宅地建物取引主任者資格試験が実施されます。



今年は例年よりかなり受験者数が増え、試験のお手伝いをしている宅地建物取引業協会からも昨年と比べ大量のスタッフを準備する必要がありました。



私が所属する練馬区支部が今年担当する試験会場は護国寺にある「日本女子大学」でした。



この会場は女性専用会場とあって準備段階からスタッフの人選にかなり苦労があり、試験会場内の試験監督員は全て男性、急病や試験中のトイレなどの問題から試験会場の外で待機するスタッフには女性を配し、例年とはかなり違ったシフトとなりました。



朝8時30分、試験本部を統括する本部長・事務主任・事務補佐などが試験会場に集合します。
9時頃には試験の統括本部、「財団法人東京都建築まちづくりセンター」から試験用の備品や解答用紙・問題集・スタッフのお弁当などが届きます。



10時頃にはその他の本部員が全員集合し、会場内の案内看板を設置したり受験生がスムーズに受験できるよう、いろいろな準備を行います。



11時になると試験会場の監督員が集合します。
各会場内の座席に受験番号票を貼ったり、黒板に試験の注意事項を張り出したり、収容人数にあった配列のため椅子や机を並べ替えたり、種々の準備を行います。



12時になると試験監督員の時計の時刻合わせを行います。
厳格に行われる試験をより正確に実施するため、監督員は持参した時計を時報に合わせます。



12時40分には試験管が各教室に入場し、試験に関する説明をしたり、解答用紙や問題種を配ったりします。



そして午後1時、いよいよ試験開始です。



今年は女性専用会場と言うこともあり、カンニングその他のトラブルもなく、無事試験は終了しました。



合格率は例年10%台半ばです。



11月29日の合格発表で試験に合格し、より多くの仲間が増えることを願っています。





2006年10月15日日曜日

Yahoo!不動産の物件掲載基準について

Yahoo!不動産が今月から物件掲載基準を見直し、先物掲載不可を実施することになったことは既に書かせていただきましたし、既に皆さん周知の事実かと思っています。



しかしどのようにして売主・貸主から直接媒介を取得している物件か、そうでは無い先物物件を判別するのか?が不可解でYahooに単純な疑問をぶつけてみました。



質問は実に簡単なもので、先物物件か正規な媒介物件かをどのように選別するのか?というものでした。



待つこと10日、無視されたかな?と思った矢先にマーケティング本部ビジネスマーケティングの担当者からメールが届きました。



内容は以下の通りです。
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お世話になっております、Yahoo! JAPANの○○と申します。
このたびはお問い合わせいただきまして、誠にありがとうございます。



ご回答が遅くなりまして大変申し訳ございません。
ご期待とご賛同をいただきまして、幸いではございますが、直接の契約をさせていただいていない御社に、弊社内の運用ルールを開示することは出来かねます。



大変恐縮ではございますが、ご理解のほど、宜しくお願い申し上げます。
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読んでみてやっぱりな!と言ったところです。
掲載前に選別するのではなく、先物禁止を謳い、掲載は不動産会社のモラルに任せ、先物掲載を発見した際には排除する。



といった後手の作戦のように見えて仕方ないのは私だけではないでしょう。
結局多少は減るでしょうが、無断掲載の先物はそれほど減らないのではないかと心配になります。