2006年11月25日土曜日

本当に景気は回復しているのか?

昨日の新聞には「いざなぎ超え」宣言の記事が結構大きく載っていました。



バブル期でさえ超えられなかったいざなぎ景気を本当に超えたのか?



不動産大手各社は過去最高益を記録し、6大金融機関も最高益を記録、各業界で大手各社は過去最高益と公表しているのですが実態やいかに?



我々不動産業界で見ていくと、確かに大手各社は業績上過去最高益を記録しているようですし、新築分譲は相変わらず好調が続いています。



しかし、実際の現場では新築分譲が好調の裏で買換えの為の中古の流通があり、また賃貸脱出組みが絶好調の新築分譲を支えている裏では賃貸住宅の空き部屋が増大し、正直新築の世界以外ではあまり好況を実感できていません。



一部の都心部ではまたまたバブルが再燃しているようですが、郊外では未だに低迷が続き、実体経済は新聞発表ほどには良くないのでは?が実感です。



それでも週末の繁華街は人が多く、一時よりはかなり景気が良くなっているんだな!というのは感じ取れます。



一時も早く一般庶民が景気の好転を感じ取れるようになって欲しいものです。



2006年11月23日木曜日

ワンセグ

100_1779_1 携帯電話も日々酷使するので一年以上経つとどのメーカーの製品もバッテリーがへたってくるようです。



現在使っている携帯も約14ヶ月が経過したことから機種変更をすることにし、つい先日新しい携帯が手元に来ました。
帰るからにはやはり新しい機能満載ということでワンセグ対応のものにしてみました。



新しくなるたびに技術向上で液晶画面が綺麗になっていきます。
パソコンのモニターもそうですが、新しい液晶は本当に綺麗です。



ワンセグテレビも小さい画面ながら映像がとても綺麗で字幕スーパーまではっきり読み取れます。
しかもテレビの視聴は無料とあってこれからどんどん普及が進むことでしょう。



それにしてもワンセグが無料で見られるということはNHKの視聴料はいったいどうなってしまうのでしょう?



携帯でテレビを見る人はNHKの視聴料無しで良く、家でテレビを見る人はNHKの視聴料を取られるというのは納得行かない話しだと思うのは僕だけではないと思うのですが・・・



そろそろNHKのあり方自体が問われる時代なのかもしれません。



2006年11月15日水曜日

練馬区支部へひかり電話導入

現在テスト中のWEB宅建塾開催や、通信コストの削減、通信インフラ整備のためやっと宅建練馬区支部へも光ケーブル(NTTのBフレッツ)が導入されました。



今朝から導入工事が開始されたのですが、5台のパソコンをLANで組み、コピー機をネットワークプリンターとして利用、また全てのデータをネットワークハードディスクで管理している環境での入れ替えは結構大変なものがあります。



NTTではネットワークプリンターの設定やネットワークハードディスクの設定が出来ず、これらの設定は自前でやる必要がありました。



ただ使っているだけなら非常に便利なブロードバンドですが、使えるまでもっていくには影で数々の悪戦苦闘が待っています。



世の中進化すればするほど仕組みが複雑になり、誰もがWEB技術を無料で使えるいい時代の裏側では、専門技術を持った技術者無くして何も動かないという現状が存在します。



今日は一日ネットワーク設定に振り回された一日でした。
一時はどうなるかと心配したのですが、明日の朝から仕事が出来る環境に戻ってホッとした夜になりました。



2006年11月14日火曜日

本部主催研修会開催

100_1735 今日は池袋の豊島公会堂にて宅建本部主催研修会が開催されました。
今回の研修テーマは
1.宅建業者として瑕疵の問題をどう考えるか?
2.重要事項説明のトラブル未然防止法
という日々直接仕事に関係してくる内容だけに非常に多くの会員が参加されました。

豊島公会堂の座席数は802席で、立ち見を入れても収容人員は1006名です。
今日は座席は満席で立ち見が出るほどの混雑となり、ざっと数えたところ約930名もの方が受講されました。

やはり仕事に直接関わる内容の研修会は人気があります。



2006年11月11日土曜日

WEB2.0「ロングテールの法則」

11月21日(火)日本教育会館9階の喜山倶楽部でFDJ社のインターネット戦略セミナーが開催されます。



私は生憎この日東京にいないため参加できませんが、今回はテーマが4つと中身盛りだくさんです。



開催時間帯は午後1時から5時までの4時間で、この中に4つのテーマが盛り込まれています。



  1. WEB2.0のキーテーマ/ロングテールは顧客との接点を拡大する営業手法だ。


  2. WEB2.0対応の仕事術(新モデル)とは/ユーザー側からの会社改革を進めよう!


  3. 秘訣をそっと教えちゃいます!◎自分で出来る「不動産放送局」からこれまで無かった「究極のSEO」まで


  4. ◎さらばSEO/個人を売る時代への対応を!あなたの売れる商品は何ですか?


実に興味深い内容なので是非聞いておきたいところですが残念です。



セミナーの詳細やお申込はFDJ社のサイトでご確認下さい。



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<FDJ社「インターネット戦略セミナー」シリーズ>





2006年11月4日土曜日

久しぶりの隠れ家

Hi350251 中村橋の居酒屋「仲々」には、さりげなく壁のあちこちにとてもいい格言が・・・・・・



「けんかしたって仲直り、夫婦仲良くまいりましょ」



そこに目をやるとほっとします。



2006年10月31日火曜日

原状回復最前線

悲しい話しですが、年々退去時の原状回復に関するトラブルの数は増えてきています。
一昨年東京都では「賃貸住宅紛争防止条例」(通称:東京ルール)が施行され、敷金の取り扱いはかなり改善されて貸主側の責任によるトラブル数は激減しています。



逆に増えているのが、家を大事にしない入居者の故意過失による損傷です。
今日は夕方から某大手リロケーション会社(借主代理人)の担当者が来社し、原状回復に関する話し合いがもたれました。



そんなことが実際にあるのか?と疑いたくなるような事例ですが、部屋に設備としてついていたエアコンと照明器具が持って行かれてしまったという話しです。
間違って持って行ってしまった物であれば元に戻していただければ済む話しですが、借主代理人曰く、「入居者の負担で新しい物に交換したので持っていった、古い物は廃棄したので手元には残っていない」との回答です。



一言交換前に契約書の約定通り事前に了承を得てもらえればこのようなことは起きなかったのですが、人から借りている家、という自覚が全くない人達が最近増えています。
大手企業の社宅に済む人達(特に外資系)でこの傾向が強くなってきたような気がします。



日本企業の法人契約の場合は、トラブルと言うほどもめるケースは殆どありませんが、外資系企業の場合当社ではこの5年間で大きなトラブルに発展したケースはこれで2件目です。



2件とも同じ外資系の世界有数な金融機関の法人契約でした。
これまた2件とも借り主代理人となっているのは某大手リロケーション会社です。



外資系企業は無駄を省くためでしょうが、社宅の窓口をアウトソーシングしています。
企業自体も契約行為をアウトソーシングしている為全て人任せ、入居者も窓口となっている借り主代理の会社は下請け企業ぐらいにしか思っていないのでしょうか、窓口会社の注意やアドバイスをあまり聞かないようです。



このような悪循環から物(借りている家)を大切にしない風潮が芽生えているのかも知れません。
外資系の大手にお勤めの方は当然エリートの方達で、仕事の力量も人より優れている為にその職を得ているのでしょうが、言った者勝ち、やった者勝ち、強い者勝ちの生存競争が激しすぎる世界にいると物を大事にし、人の気持ちを思いやる精神が薄れてきてしまうのではないでしょうか?



手段を選ばず、とにかく勝った者が誰よりも評価されるシステムを私はあまり好きになれません。



最近の世の中を見ていると余りにもみんな自分の主張ばかりが強く、相手の立場や気持ちを理解しようとしなくなっている気がします。
甘やかしすぎとも思える消費者保護法や個人情報保護法など、ちょっと過保護すぎる法制度がこの風潮を助長しています。



そしてこの風潮が原状回復や不動産の取引だけではなく、いろいろな社会問題のトラブルの元になっています。



古き良き日本の思いやりはいつになったら戻ってくるのでしょう?
きっちりとした子供の頃からの教育をもう一度やり直す必要がありそうです。