今日は朝の10:30から、長期悪質滞納者の強制執行を行ってきました。
度重なる家賃滞納の結果、裁判所へ申し立てをしてから約6ヶ月。
家賃滞納が始まってから約1年近くを要してやっと強制執行に漕ぎ着けました。
もちろんこの間、家賃支払いは全くなく、自ら立ち退くこともなく、夜逃げをしてくれた方がまだましです。
家賃が支払われないだけではなく、裁判費用・強制執行費用など、家主側は追い出しのために約150万円ほどの費用が掛かります。
今回は残された家具などの動産を放棄する承諾書を取ったので、残された大量のゴミは保管庫に保管することなく処分することが出来、倉庫の保管費用は無くて済みましたが、ゴミ処理に約20万円ほどの費用が掛かります。
踏んだり蹴ったりとはこのことでしょうか。
リストラに遭ったり、不況の折から家賃を支払えなくなる方もいますが、そのような方達には政府の支援もあり対処方法はいくつかあります。
しかし、確信犯的な悪質滞納者にはこのような法的手段をとらざるを得ない日本の法制度、そろそろ欧米並みに改善していって欲しいものです。
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