2014年11月22日土曜日
安倍政権の2年を問う解散?
衆議院の解散が決まり、この忙しい年末に総選挙が行われる事となりました。
安倍総理は今迄の2年間を評価して貰い、アベノミクスを推し進める為の選挙と言っているようですが、国民目線では如何な評価となるのだろうか。
円安が進み株価もかなり上がり、大企業は過去最高益を記録するなど確かにアベノミクスは功を奏しているように見えます。
しかしそれは大企業に限った話しで、中小零細にとってはその恩恵のかけらも感じられないというのが実感ではないでしょうか。
新聞報道の中にも、「恩恵と落胆」として掲載されていますが、『大企業が過去最高益を記録すれば、これから下請けの仕事は増え、大企業の社員はお金を使うようになるため消費が増え、結果経済は間もなく活況を呈するようになります。』と安倍総理は言っているようですが実際は如何なものか。
大企業は財務体質強化のために利益を外に出さず、しかも利益を上げるために下請けへの発注額を下げて経費を削減しています。
それが過去最高益に繋がっているという一面もあります。
待っていれば中小企業が潤う訳ではなく、大企業が財務体質を強化しようとすればするほど、中小零細への締め付けが厳しくなると言う現状が裏に隠れています。
私の目には大企業と中小零細の格差が益々広がり、真ん中がすっぽりと抜け落ちたようないびつな社会構造に今なりつつ有るような気がします。
貧富の差が激しくなればなるほど、国家の不安定感も増す訳で、ちょっと心配な状況ではないかと思っています。
今回の解散総選挙が良い方向に向かう事を願います。
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