2007年4月2日月曜日

短命の桜

3月26日に桜が咲き始めたというブログを書いてから6日目。
この週末で桜もいよいよ見頃を終えてしまうようです。



今日は日曜日ということもあり、あちこちでカメラを抱えた人達でいっぱい。
桜が咲いているところは人・人・人・・・・・でした。



その一方で下を見ると地面がピンク色。
ちょっと風が吹くと、もの悲しい桜吹雪が舞っています。



ああ寂しいかな、短命の桜。



だからこそみんながあれだけ思い入れるのでしょうね。





○当社のすぐ脇、南蔵院の境内に咲く桜



Photo_49



○現地立ち会いに行った帰りに通った碑文谷サレジオ教会横の通り沿いにある清水池公園の桜



Photo_50





2007年4月1日日曜日

エイプリルフール

国土交通省は平成19年4月1日付けで、昭和27年施行の宅地建物取引業法第17条第1項(現行第46条第1項)に定められ、昭和45年建設省告示第1552号で制定され、今まで殆ど変わっていなかった宅地建物取引業者の報酬規定を大幅に改正することをついに発表した。



その内容は、重要事項説明の必要項目などが多様化した事を受け、仲介手数料の規定を根本から大幅に変更するというものであった。





【売買に関する報酬規定】



売買については、土壌汚染問題・アスベスト問題・耐震問題など調査項目・説明義務の複雑化を考慮し、売主・買主双方から受領出来る現行の仲介手数料上限規定「200万円以下、100分の5.25。200万円を超え400万円以下の金額100分の4.2。400万円超100分の3.15。」を以下のように改訂することとなった。



  • 買い手側からの媒介報酬受領の原則禁止。(書面による承諾を得た場合は可)


  • 売主が媒介契約を結んだ元付不動産会社に支払う媒介報酬の上限を売買代金に対し、100分の6.3とする。


  • 客付不動産会社の報酬は、業務への関与度合いに応じ元付不動産会社から分配する。


業法の改正(買主手数料免除)に併せてインスペクション制度を導入し、物件の瑕疵など設備や建物構造の欠陥については、有資格者による調査を実施することとし、その調査費用は原則買主の負担とする。
売りやすくするために売主側で費用を負担してインスペクションを事前に実施することも可能だが、買主側が「自身の責任と負担において実施することを推奨する」としている。



【賃貸に関する報酬規定】



賃貸の媒介報酬については、現行法の「依頼者双方から受ける事の出来る報酬の額は賃料の1.05ヶ月分以内で、居住用の場合は承諾を得ている場合を除いて一方から受けることの出来る報酬額は0.525ヶ月分以内」を以下の通り改訂する。



依頼者双方から受けることの出来る報酬の額は賃料の2.1ヶ月分以内とし、居住用の場合は承諾を得ている場合を除いて一方から受けることの出来る報酬額は1.05ヶ月分以内とする。





宅建業法大改正に踏み切った国土交通省の思惑は要約すると以下のような事につきるのであろう。



  • このような思い切った大改正を行うことにより、売買については不動産会社に課されている専門外の過度な負担が軽減され、結果とトラブル発生率の低下に繋がることを期待する。


  • 賃貸については合法的に受け取れる報酬額をアップすることにより、日常的に行われている仲介手数料以外の名目で貸主・借主双方から違法に受領する裏報酬の防止に繋がることを期待する。


  • 報酬率を上げることにより不動産業界の経営安定を下支えし、業界のモラル向上のため免許制度にもメスを入れる。
    ○宅地建物取引主任者資格制度の抜本的見直し
    ○経営者の資格制度創設






平成18年度最終日&桜

我々不動産業界は企業の異動や大学入学・新社会人などが新居を探す2月~4月が繁忙期と言われ、ターミナル駅の不動産会社の多くはこの時期休み無しの営業体制に入ります。



特に年度末となる3月末はいろいろなことが集中し、当社だけではなく不動産会社が一年で一番忙しい時期ではないでしょうか。



例年参加している「不動産ブログ同盟桜祭り」なのですが、今年は開花が早まり繁忙期真っ盛りの3月下旬になってしまったため、桜の名所に出向く時間が取れません。
誠に残念・・・・・



それでも「不動産ブログ同盟桜祭り」はオリンピックと同じく『参加することに意義がある』と言うことで、仕事の途中に見つけた桜並木の写真で参加します。



まずは地元、中村橋の千川通り。
お昼のお弁当を買いに行ったセブンイレブン前からの満開です。
かなり花びらも散っていたのでもうすぐ終わってしまいます。
天気が悪いこの週末は、お花見を楽しみにしていた人達の期待を裏切ってしまうかも知れませんね。
640_3



続いて午後退居立会いに行った南浦和の帰り、抜け道で入った川口芝支所近くに綺麗な桜並木があり、あまりにも綺麗だったので車を止めてしばし桜を満喫してきました。
ちょっと寒かったので綺麗な桜並木なのに人が殆どいません。
もしかしたら近くにもっと凄い桜の名所があったのかも知れないですね。



午前中に退居立会いに行った川口元郷の高層マンション(55階建エルザタワー)の帰りには荒川の土手(赤羽側)に綺麗な桜並木を見つけたのですが、残念ながら車を止める場所が無く、しかも次の仕事まで時間の余裕が無いために断念。



時間があったら寄ってみたい綺麗な桜並木でした。



そんな訳で車を止められた「川口芝支所」近くの桜並木三連発です。



1640_1



2640_1



3640_1



2007年3月30日金曜日

そろそろ見頃です。

千川通りのパノラマ写真



100_0300_1



Photo_48 今年は桜の名所まで出向く時間がなかなか取れず、いつもの生活圏内での桜だけになってしまうのですが、綺麗な桜は名所と言われるところでなくても綺麗です。



電線と電柱が邪魔だけど、練馬区役所をバックにした練馬公民館前の桜はなかなか見応えがあります。



見ているだけで心が安らぐのですが、残念なのは電線。
どこもかしこも目線に電線が入り、いざ写真を撮ろうとすると電線が邪魔で良いアングルから写真が撮れない。



Photo_47 普段はそれほど目障りだと感じない電線なのですが、この季節になると毎年電線が邪魔になります。
早く地中ケーブルにして欲しいですね。
景観・美観のために。



2007年3月29日木曜日

千川通りの桜

つい先日三分咲きだった桜、連日の暖かい気候で一気に八分咲きまで来ました。
千川通り沿いの桜並木も提灯で飾られ、桜祭りもいよいよ始まりです。



Photo_44        Photo_45



右の写真は小さくて見えないかも知れないですがバックに綺麗なお月様が見えていたのです。



2007年3月27日火曜日

セカンドライフ

Second_life 「セカンドライフ」と聞くと極々一般人としては「第二の人生」もしくは「別の生き方」と言ったとらえ方でしょう。
私の感覚ではリタイヤした後の第の人生と言った意味合いで捉えていました。



しかし・・・・・



WEB2.0の世界では全く違った『セカンドライフ』が出来上がっていました。
つい何日か前に新聞紙上で日産自動車がインターネット上のバーチャル空間で自動車の自動販売機を設置したと報道。



調べてみると日産自動車だけでなく、米国トヨタも仮想の土地をセカンドライフに購入し、試乗も出来るショールームを設置していました。
トヨタのショールームで試乗を体感してください。



『セカンドライフ』これは何だ?と言うことでちょっと調べてみましょう。



米国ベンチャーのリンデンラボが2003年に立ち上げた仮想空間で、サーバーを土地分譲に例え、土地の売買とその管理費を主な収入源としています。



リンデンラボの公式発表では、2003年の設立当初は16エーカーの土地(サーバー)と250人の住人でスタートしたとなっています。



それが3年ちょっと経った現在では分譲地(サーバー)に企業誘致も進み、なんと400万人近い住人が住む世界に進化しています。



リンデンラボの代表者曰く、セカンドライフの特徴は3点。



  1. リアルタイムコミュニケーション
    ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)もコミュニケーションの場として進化しているけれど、チャットなどのリアルタイムでのコミュニケーションは出来ない。
    セカンドライフは「リアルタイムコミュニケーション」を提供している。


  2. ユーザーが欲しい物をユーザー自身が自由に創作出来る


  3. 創作したコンテンツは自由に売買できる


Secondlife2 現時点では英語版しか利用できないが、いよいよ来月から日本語で参加できるバージョンがリリースされると言うことでちょっと楽しみ。



いろいろな企業がセカンドライフで販路を広げようとしているようなので、ウェブの世界は2007年で一気に大きく変わりそうです。



桜祭りがいよいよスタート

「観測史上記録的な早咲き」と報道され、結局気象庁の誤報と解ってがっかりしたりしましたが、それでも今年の開花は少し早めなようです。

当社からほど近い大型マンション「ルネアクアパークス」脇の桜並木も、仕事の途中で通りかかったら写真のようにそろそろ咲き始めていました。
まだまだほんの少しですが、ここしばらく暖かい好天が続きそうだし、今週末頃には満開になりそうです。

学田橋からルネアクアパークスの脇を通り学田公園まで続く桜並木は、千川通りや石神井川の桜並木からすると規模は大きくありませんが、満開になるとそこそこ見応えがあります。

ルネアクアパークスに住んでいる方々は家に居ながらにして桜見物が出来るのでこの季節は良いですね。



20070326a        20070326b



20070326c        20070326d