インターネットの急速な普及で、今まで保守的に守られてきたアメリカ不動産業界がゆれにゆれています。
zillow.comやProperty Sharkなどユーザーが不動産ブローカーの力を借りなくても、ある程度の判断が出来る仕組みが構築され、不動産情報の流通システムも変わらざるを得なくなっているようです。
全米リアルター協会は必死で世の中の変革に対応しようとMLSの再構築に取り掛かっているようですし、これから先アメリカ不動産業界の進む道がとても気になります。
インターネット先進国アメリカは、インターネットの利用方法でリーダーシップを取る者が生き残るという、サバイバル状態に陥ったのかもしれませんが、その一方で「Real Estate Power Toors」なる不動産ブローカーが特別な知識なくしてウェブプレゼンテーションが出来る仕組みが売り出されたり、悩む者とそこにビジネスチャンスを見出し売り込みに専念するベンチャー企業とが絡み合い、なんだか開拓時代のアメリカが甦ったような気がします。
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