総務省は現在のインターネットに変わる次世代の新通信システム開発のため「新世代ネットワーク推進フォーラム」を11月に立ち上げるそうです。
総務省の報道発表によるとその趣旨は以下のとおりとなります。
既存技術に捉われることのない新しい設計思想・技術に基づいた新世代ネットワークの創出に対する国際的な機運が高まる中、総務省において「ネットワークアーキテクチャに関する調査研究会(座長:徳田英幸 慶應義塾大学教授)」が開催され、新世代ネットワークのコンセプト、技術課題、推進方策等について検討がなされ、新世代ネットワークを世界に先駆けて実現し国際競争力を確保するため、新世代ネットワークの研究開発の推進、産学官連携のためのフォーラム設立の必要性が示されました。
これを受け、電気通信事業者、通信機器製造業者、学識経験者等により、新世代ネットワークの実現に向けた産学官の取組を戦略的・総合的に推進することを目的とする「新世代ネットワーク推進フォーラム」を
一部新聞では、日本独自の規格に固執するあまり、PHSやデジタル放送技術などのように世界水準から取り残されてしまう危険があるので、「日本の独自技術には拘り過ぎない方が良い」という意見もありました。
現在のインターネットは、誰でもが非常に安価な費用でその利便性を享受でき、匿名性のお陰でいろいろなものが進化してきたという非常に良い点があります。
私自身、仕事にプライベートに、インターネット無くして成長無しを実感しています。
しかしある反面、安価に利用できる事と匿名性がゆえに、犯罪に悪用されたり、スパムメールが減らなかったり、危険と悪事を制御できなくなってしまった欠点も浮かび上がっています。
大事なメールが10通で、スパムメールが100通。
私が毎朝会社に入って最初にやることは、大事なメールがスパムフィルターに引っ掛っていないかどうかのチェックです。
休み明けなどは大量のスパムメールが溜まっているため、午前中がスパム対策で潰されてしまうことも良くあります。
一時はGoogleのスパム機能が素晴らしいということで一旦Googleを経由してからメール受信をするようにした時期もありました。
結果はびっくり・・・・。
全くと言っていいほどスパムメールが届かなくなり、これでスパム退治から解放されたと思ったのですが、たまに大事なメールも引っかかってしまいました。
結局はGoogleのスパムフィルター内に大事なメールが紛れていないかチェックしなければなりません。
結局結論は、すべて自分でチェックしないと完璧は無いということでした。
新世代ネットワークはその辺りを解決することも趣旨に盛り込んであるとは思いますが、せっかく普及したインターネットもこのままでは衰退の危機にあり、早く新世代ネットワークが構築されることを期待しています。
私もフォーラムに参加させていただこうかと思い、趣意書と入会申込書を見たところ、会員となれるのは「承認された団体及び有識者」となっており、産業界・有識者と役人のみで構成され、一般の民間人は入れないようです。
2015年までに開発し、2020年には普及させるということですが、その動向や如何に・・・
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