2009年5月13日水曜日

政治の主目的とは?

政治の主たる目的とは何だろう?



国を良くする事!国民生活を豊かにすること!経済を成長させること!etc・・・



いろいろあると思う。



日本の政治はどうだろう?



各党はマニュフェスト等でいろいろと政策を掲げているが、政治家の実際の行動を見ていると政策を実行することより、選挙に勝つことを最優先にしているとしか私には見えてこない。



次回の選挙で自民党は政権を取れないだろうと言われていた最中。
小沢氏の西松問題で一気に形勢が逆転、今度は民主が劣勢と言われ、おそらく自民党内部ではほっと一息ついた所だったろう。



一面トップで扱われた民主小沢代表の辞任劇。
これでまたもや形勢はどっちが有利か解らなくなって来てしまった。



どっからどう見ても、両党とも政策よりも戦略が優先しているのが現実。



どんなに奇麗事を言っても、「勝って政策を実行できる立場に居なければ意味が無い」のも事実。



このあたりのバランスが一番難しいところだが、世襲議員が30%を超えたとも聞く昨今、真に骨があって指導者たるリーダーシップを発揮できる政治家が少なくなってしまったのは寂しい限りです。



政治の弱体化は、ものを言わない我々国民も悪いのでしょうが、政治の主たる目的をしっかりと実行できる、真のリーダーの出現を願うばかりです。



2009年5月3日日曜日

練馬区の緑が減ってしまった。

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練馬区には減ってしまった緑を増やすための条例があります。
その条例の前文は以下の通りです。

都市化の波が迫る中、練馬区は昭和52年、みどりを保護し回復する条例を制定し、樹木や樹林の保全に取り組んできたものの、私たちの誇りであったみどりの減少は止まることなく、特に農地が減少した。
今や樹木そのものを守るだけでは、みどりは守れない。

条例の効果を更に強固なものにするため、平成20年6月1日、「みどりを保護し回復する条例」を廃止し、「練馬区みどりを愛し守りはぐくむ条例」を施行しました。

変更後は、屋上部の緑化が新たに義務付けられ、地上部の植栽本数が増えたりなど、基準が厳しくなりました。

当社のすぐ近くにあった大規模なNTTの社宅跡地も練馬区が購入し、平成23年には大きな公園に生まれ変わることになり、これで大分緑被率(木や草に覆われた土地の比率)が増えることを期待していたのですが・・・・・・

今朝の朝日新聞の記事を見てちょっとがっかり、現実は厳しいのだとあらためて思い知らされました。

記事によると1990年は東京都区部の緑被率No.1(33.8%)を誇っていた練馬区が、今回調査では19.4%と何と14.4%も減少していました。

都心部やその他の地域では、条例等によってビル屋上の利用方法やマンション建築の際の提供公園等で容積率を緩和したり、緑化計画は数字上着実に効果を現しています。

しかし朝日新聞の記事によると、練馬区では「相続等で宅地が細分化されたり、農地や農家の屋敷林が減ったことが原因らしい」と締めくくっています。
確かに当社周辺でも相続が起こる度に林が無くなり、緑地は分譲マンションや建売住宅に変わっています。

この条例の効果が出てくるには、もう暫く時が必要なようです。



事務所の顔(シャッター)も化粧直し

新しく塗装をし直し、カッティングシートで社名や業務内容を掲載し、営業時間外は定休日だけでは無く、閉店後から早朝まで休むことなく広告宣伝を担当してくれたシャッター。



約14年が経過し、日当たりも良いことから塗装がひび割れ、カッティングシートも色あせてきたので塗装から塗り直す事にしました。



早朝から剥離作業に入り、二人の職人さんが剥離剤を塗り、塗料が溶けて浮いてきたところで丁寧にスクレーパーで塗料を削り落とし、作業時間を丸一日かけて綺麗な下地だけになりました。



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これから塗料を二度塗りして塗装は終わりですが、問題はその後、カッティングシートで社名や業務内容を分かりやすく知らしめるための大事な作業が残ります。



この作業はGWの連休中にやる予定にしているのですが・・・・
はたして間に合うでしょうか?



2009年5月2日土曜日

ついにビッグスリーの一角が崩れた!

先日破産法の申請を行い、ビッグスリーの一角「クライスラー」が経営破綻した。



この破綻は想定内の出来事とは言え、ビッグスリーの一角が崩れたことは更なる景気悪化の引き金になる危険も孕んでおり、これで再建の道が開けたとは言えない状況のようです。



それにしても、資金拠出無しに最大35%の株を手に入れ、再建が上手く行けば投資不的確のレッテルを貼られているフィアットにとっては正にビッグチャンスです。



しかしフィアット自体も投資不的確と格付けが低く、小が大を飲み込んだ形にはなっているものの共倒れの危険も無い訳ではないでしょう。



GMやフォードは?



この破綻処理で日本の自動車関連産業にも何らかの影響が出るでしょうし、これからが正念場と言った状況のようです。



不動産業界も厳しさは増しており、宅建協会が借りている飯田橋のビル所有者も破綻しています。



これからも不動産ファンドを中心とした危機は深刻さを増していきそうです。



2009年5月1日金曜日

土地が動き出した!

リーマンショック以来、リートの破綻も有り不動産市況は非常に不透明な状態が続いていました。



一昨年後半、当社のある練馬区中村周辺で売地が出ると、坪単価は200万円~最高値で230万円、これはバブル期には届かないまでも「本当にこれで売れたの?」と思えるほどの高値で取引が成立していました。



しかし・・・・・・



実需での取引が無いまま世界恐慌に突入、値を下げても売れない状況が続いていたのは業界人だけではなく、エンドユーザーも皆実感として感じていたはずです。



ここに来て一年以上売れなかった中村1丁目の土地が成約になりました。
当社の扱いでは有りませんが坪当たり単価120万円。



当社が扱っていた売地はこの土地値を参考に130万円で売りに出したのですが反響が殆ど無く、坪単価を130万円から120万円に下げた途端に買付が入り、先月成約となりました。



狭い世界のコアな情報ですが、練馬区中村1丁目周辺の土地は120万円前後で動き出しました。



不況・不況と言われ、アメリカビッグスリーの一角「クライスラー」は破綻を余儀なくされそうな最悪のシナリオが展開する中、日本経済はまだまだ底力が残っていそうな気がします。



アメリカと違って貯蓄が結構ある日本、不況からの脱出は意外に早いかも知れません。