夕方会社に戻る際、通りかかった練馬駅北口ロータリーで災害支援の為の義援金活動が某都立高校の有志達で行われていた。
被害のあまり無かった東京にいる者としては、何か出来ることは無いか?今すぐに出来ることは無いか?
同じ日本人として被災地の方々へ今出来る一番の支援は何だろう?
と考えると、誰にでもすぐに出来る支援策は義援金。
当然のことながら義援金活動に協力しようと思ったのだが、悲しいかなある思いがよぎってしまった・・・・
義援金活動を行っている方々は当然のことながら善意で行っていると信じたいのだが、もしかしたら?災害支援を悪用し、善意の人達から金品を搾取する行為かも知れない。
高校生が一生懸命大きな声で災害支援を訴えているのに、こんな事を考える自分がいるという事に悲しくなるのだが、この義援金活動が本当なのか?偽善なのか?私も含め一般人には判断する材料が無いのが辛い。
今日一日、私が外出している間、社では連絡の取れなかった宮城県と福島県の顧客との連絡に努め、夕方にやっと連絡が取れたとの報告が入った。
結果、無事だったことは判ったが、被災地の方々が一番困っている、一番願っている事が見えてきたのは、「とにかく物がない」と言うことであった。
何がないのか?とまでの確認は出来なかったようなのだが、「水・食料・燃料」などの物資が被災地に届いていないのであろう。
我々が今出来ることは、被災地以外で余分な買いだめ・買い占めを自粛し、一刻も早く被災地に物資が届くよう、一人一人が小さな心がけを行うのが、こんな時には役に立つのだと思う。
今夜は我が家も各部屋の電気を消し、最小の電力消費として節電に協力。
今日会った方は、庭に置いてある太陽光で蓄電する庭園照明器具を家に持込み、夜は電気を使わないようにしていると話していた。
小さな事かも知れないが、我々に出来ることはまだまだ有りそうだ。
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