新ハトマークネット構築に当たり、久しぶりにアメリカの不動産ポータルを覗いてみました。
正直言ってびっくり!
情報はすべてGoogleMapsの地図か衛星写真(航空写真)に集約され、日本ではいまだに主流である沿線・駅検索という概念は既に無くなっていました。
つまり、自分の住みたい街の住みたいブロックをピンポイントで探す!
これが当たり前。
Google不動産がたった6ヶ月で撤退してしまった理由は組んだ相手が悪かった?
地図で視覚的に物件を探すこの手法、今後はこの方式が主流となるのではないかと正直思っています。
Googleが前面には出ないものの、アメリカではGoogleの地図情報がベースとなって不動産ポータルは成り立っているようです。
もっとびっくりしたのは、Redfinで表示されたGoogleMapsが何とアメリカの地図なのに日本語表記されていると言うこと。
一方でZillowはGoogleMapsの地図ではなく、衛星写真を使っています。
私はウェブ技術者ではないので裏側で動いている仕組みは解らないけれど、おそらくアクセスしている相手側の言語を読み取ってその国の言語で表示する地図を見せているのでしょう。
凄い・・・・・
私が5年前にニューヨークの不動産事情を視察に行った際、ニューヨークの人種の多彩なことに驚かされたことがあります。
アメリカにいるのだから英語が話せて当たり前は通用せず、タクシー運転手でさえ英語が話せない人がいる現実が、実にアメリカはニューヨークの実態なのです。
だからこそ、アクセスしてきた人の言語を理解し、その言語でサイトを表示する技術が、ある意味必要だったのかも知れません。
それにしても開設当初に多額の資金を集めてスタートした各サイト、ここに来て運営には行き詰まっている感もあり、それぞれのサイトはかなりの人員削減を行って体制の立て直しを図っているようです。
この辺りの事情は、日本の不動産ポータルの争いが消耗戦に入っていることからも、同じような状況が展開されていると言うことでしょう。
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