2011年8月2日火曜日

最近の大手仲介会社ちょっとやり方ひどくありませんか?

不動産業界は昔と比べると会社自体もしっかりとしてきているし、一定のルールを守って正しく運営されているようにもなってきました。



しかし、賃貸に関しては元付けの管理会社から広告宣伝がなされているにも係わらず、「礼金乗せても良いですか?」というような問い合わせが非常に増えており、一歩間違えると借り手を騙すという詐欺事件にも発展しかねない危険な状態が続いています。



売買に関してはとても紳士的になり、きれいな仲介をやっているようにも見えるのですが、ここに来て大手仲介各社で他社を排除するような行為が目に付くようになってきました。



専任媒介で物件を仕入れているにも係わらず、一定期間が経過しても指定流通機構(レインズ)に登録をかけない。



仮に登録をかけている物件でも、いつ問い合わせをしても「売り止めです。」と言って仲介をさせてもらえない。

その物件を買いたいと思っている顧客がいても紹介させてもらえないのです。



一部の仲介大手では昔から客付けをさせてくれない会社は体質的にあったのですが、最近ではそんな汚いやり方を今までしなかった大手でもこういった行為が目に付くようになってきました。



競争が激しく、利益追求のために両手指向(売主・買主双方から手数料をもらうこと)を重んじる結果、他社を排除して手数料率を上げるという手法に出る訳です。



大手だからと信頼して売却を頼んでいる顧客の利益に相反する行為であり、少しでも早く成約に結びつくようにと言う流通機構の存在そのものを蔑ろにする行為となります。



一時弁護士と同じく、「利害の反する双方から仲介手数料を受領することを禁止しよう」とした動きもありましたが、消費者契約法や消費者保護法などを強化する前に、不動産業の手数料のあり方を今一度考え直す時がきているのではないでしょうか?











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