2011年8月8日月曜日

アメリカがくしゃみをすると日本が風邪をひく

米国債の格下げ記事。



今朝の新聞は一面トップで「ドル没落への序章」(朝日新聞)と題し、格付け会社の発表を世界的関心事として捕らえていました。



この米国債の格付けが下がると言うことは、世界的なお金の流れが大きく変わってしまうと言うこと!

お金が回らなくなると経済が停滞し、経済的負のスパイラルが始まってしまうと言うことです。



アメリカ人は貯金をする習慣があまり無いようで、日本人的感覚からするとその日暮らしのようにも見えます。



好景気を維持すると言うことはお金が流れていると言うこと!

お金が流れていると明日の不安が無いから今日のお金は今日のうちに使う、だからお金が絶えず流れる。



「宵越しの金は持たない」のです。



明日に不安があるとお金を使わず、明日のために残します。



つまり先行き不安があるとお金は流れなくなると言うとても判りやすい経済の原理原則があるのです。



アメリカの現在の状況を良く見てみると「くしゃみ」のような軽い症状ではなく、「深く咳き込んでいる」のではないですか?



もしそうだとしたら、「アメリカがくしゃみをすると日本が風邪をひく」ではなく、風邪ではなく肺炎にかかってしまったような状況に陥る危険を感じます。



日本人は勤勉な国民なのでしっかり貯金をし、蓄えを持っています。



アメリカのように経済がすぐに破綻する事は無いでしょうが、ますますお金が流れなくなることだけは間違いないでしょう。



そんな時代が来た時にどうするか?

しっかりと今のうちに考えておきたいものです。



現政権には悲しいかな期待出来ませんから!



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