2012年4月23日月曜日

『Yes We Can』に学ぶ

「Yes We Can」(イエス・ウィー・キャン)
オバマ語録の一つですがとてもいい言葉です。
「皆が団結すれば直面する困難を乗り切ることが出来る。」という単純な内容ですが、単純だからこそ、皆の心を目覚めさせたのでしょう。

選挙になると必ずと言ってよいほど色々な形で縛りが入ります。

企業であればトップダウンで上から下に強烈な縛りが入り、社員の家族にまで「○この候補を推薦しています。○この候補に一票をお願いします。○この候補に入れなさい。」等と段階を経て、要望・要請・指示・命令と、結構強烈な票固めの指示が飛びます。

我々宅建協会のような公益社団法人と言われる団体でも、本来公益の名の下で如何なものかとは思うこともありますが、企業の縛りほど強くは無いものの、「推薦候補」と言うことで投票の呼びかけがあります。

町会などでも、地元で支持する候補に対する投票依頼がかなり強い形で出ることがあるでしょう。

獲物を追って移動していく狩猟民族と違い、地域に根付いて畑を耕し生活する日本人は農耕民族。
狩猟民族は力が強く沢山獲物を捕れる人、自己主張が強い人がリーダー。
動物の世界では正に弱肉強食のこの原理原則に基づいて生態系が形成されています。
日本人も同じく動物界の一員なのでこの原理原則は基本的に同じです。
しかし農耕民族はと言うと、自己主張が強いと仲間からはじき出され、放送禁止用語となりますが「村八分」となります。

それを避けるために学んできたことは、「余計なことは言わない!余計なことは聞かない!自己主張はしない!」
自分の意に反しても「黙して語らず」、そんな風土が昔から根強くあったような気がします。

しかし、交通網の発展とインターネットの普及により、狩猟民族と農耕民族、大陸民族と島嶼民族の差が無くなってきました。

日本では「不言実行、多くを語らないのが美徳」とされてきましたが、現代日本では「有言実行、ハッキリものを言って行動する」時代に変化してきています。

この変化と共に組織票の纏まりが無くなり、いくら上からの圧力がかかっても、自分の意志で自分の思った通りに投票する。
また、投票できる時代になってきました。
投票は記名式ではありませんから、誰に入れたか?は自分のみぞ知る自己責任の世界。


人に言われたからではなく、自分で考え、自分で感じ、自分で思ったとおり、確たる信念に従って行動する。
どんな圧力が掛かっても決して信念は曲げない。
そう思って日々生きて来ました。

地域の小さな話しで恐縮ですが、今回宅建練馬区支部の支部長選挙に立候補させて頂くと決意した際、ある大先輩から言われました。
「今迄培ってきた経験と地位と名誉を捨てるのか?状況を見極め(天秤に掛けて)マイナス要素があれば行動をすべきでは無い!」

でも私は思うのですが、地位と名誉って何?
元々人は全てにおいて平等。
組織という形を構成する上で便宜上出来た形でしかない地位には何の意味もなく、本当に意味があるのは「社会に対して、組織に対して自分は何が出来るのか!」を自分に問いかける事ではないかと思っています。

マイナス要素があるから止める?プラス要素があるからやる?
私は自分の人生を天秤には掛けたくない。

だからこそ、自分の信念に従い、しっかりと行動する。

それも一人では出来ず、皆が力を合わせて初めて出来ること。
そう、「Yes We Can」はそんな熱い・人間らしい意味を込めたメッセージです。