2008年10月10日金曜日

大和生命破綻

毎日毎日、経営破綻の話しばかりでいい加減いやになります。



今朝方にJ-REITのニューシティ・レジデンス投資法人破綻のブログを書いたばかりなのに同じ日に二つの破綻について述べるなど、まともな状態ではありません。



負債総額2695億、大和生命の破綻は7年ぶり、生保としては戦後8社目とのことで、政府発表では景気に対する影響は少ないとの事ですが、これだけ大型倒産が続くと一気に大暴落へ向けて速度が加速する危険があり、国家レベル・世界レベルで何らかの手を打たないと大変なことになると考えているのは私だけではないでしょう。



大恐慌の危機がすぐ近くで、じっと、そして密かに待っているようないやな感じがします。



住宅特化型J-REITついに破綻

住宅特化型の不動産投資信託J-REIT「ニューシティ・レジデンス投資法人」破綻のニュースが波紋を広げています。



J-REIT初の破綻であることに加え賃貸住宅に特化した投資信託なだけに、賃貸市場への影響はかなりありそうです。



ただでさえ住宅市場は売買賃貸共に動きが悪くなっている時だけに非常に心配なニュースでした。



負債総額は1123億円、保有物件数106件、世帯数約7,170戸とのことですが、結局業績悪化の経営難での破綻とは違い、資金繰りがつかずに黒字倒産といった感じです。



不動産デベロッパーも現在同じような状況にあり、資金繰り次第でまだまだ予断を許さない状況が年末に向けて展開されそうです。



2008年10月6日月曜日

懐かしのパソコン通信「PC-VAN」

Pcvan1会社のデスクを整理していたら引き出しの奥から懐かしい「PC-VAN」のマニュアルと会員証が出てきました。



PC-VANとは初耳の人もいるでしょうが、インターネットという言葉が浸透する前、まだパソコン通信と言われていた時代にNECが1986年から提供していた今で言うインターネットサービスプロバイダです。



当時は富士通のNiftyより会員数も多く、1995年にNiftyに抜かれるまではパソコン通信業界のナンバーワンでした。



Windows95が出だした1995年、インターネットの普及と共にその役割を終え、1996年にBIGLOBEと統合されてその後サービスを休止しました。



Pcvan2この時代でもPC-VANを利用すれば電子メールの送受信が出来たというのは画期的なことでした。



まあ懐かしい時代でした。





2008年10月4日土曜日

幻のかっぱえびせん「匠海」(Takumi)

すでに販売が終了してしまったこだわりの逸品。



題して、究極の逸品「匠海」(Takumi)



瀬戸内海の希少な天然海老を限定使用し、海人の藻塩(瀬戸内産)で味付けをし、カルビー広島工場でのみ生産された限定販売のかっぱえびせんです。



頂き物ですがすでに販売が終了し、もう何処へ行っても買えないとなるとなんだか有り難い気分になります。



一つ一つ丁寧に包装され、瀬戸内海の素材にこだわって作られただけあって、食べてみると普通のかっぱえびせんとは風味が違います。



上品な海老の薫りが漂い、塩加減も海人の藻塩を使っているだけあって海水で味を付けたような程よい塩分とちょっと甘いようなミネラル分も感じます。



景気悪化に伴い高級食材は敬遠されがちな昨今ですが、たまには「こだわりの一品」を食してみるのもいいものです。



Takumi



Takumi2



2008年10月2日木曜日

遅ればせながら行ってきました「入間アウトレット」

Photo今年オープンした三井の「アウトレットパーク入間」、遅ればせながら行ってきました。



御殿場や佐野のプレミアムアウトレットは平屋建ての平面構成、佐野は四角い作りなのでそれ程苦にはならないのですが、御殿場はウイング型(V字型)なので端から端まで行くには結構大変。
歩きすぎで途中で挫折の繰り返しとなります。



入間のアウトレットは二層構造(2階建)で四角い構造なのでぐるぐる回れば何処へでも行けます。
ウィンドウショッピングをしながら買い物をするならこの四角い構造の方が歩く距離が短くて済み楽な形です。



それにしても平日でこれだけの集客を出来るのは凄いことです。



NY株が暴落し世界恐慌が危ぶまれる今日の出来事としては、なんだか不思議な世界!



しかし、日本も自分だけは大丈夫!と言える状況では無くなるかも知れません。



やはり、「アメリカが咳をすると日本が風邪を引く」の言い伝えは当たっているかも知れません。



そのうちアウトレットから人がいなくなる日が来るかも知れません。



2008年9月25日木曜日

リプラス破綻による影響について

今朝の新聞にリプラス破綻の記事が掲載されていました。



リプラスは2002年9月に設立された会社なのでそれほど歴史は無いのですが、主軸としていたレントゴー事業は不動産業界への影響力が大きく、特に家賃保証制度を利用している管理会社にとっては寝耳に水の話です。



レントゴー事業の主なものは連帯保証人不要システムです。
つまりリプラスの破綻によって保証人不在の状態に陥ってしまう可能性が表面化してきます。



リプラスはこのレントゴー事業にかなり力を入れ、大手不動産管理会社が積極的にリプラスとの取引を増やしていました。
大手管理会社の殆どはリプラスの家賃保証制度を導入していたのではないでしょうか?



たまたま当社は、連帯保証人不要システムにリプラスを利用していなかったのでとりあえず影響なしという事でほっとしていますが、利用している保証会社が破綻したことを考えると冷や汗が出てきます。



不動産管理業界にかなり浸透してきた保証会社ですが、最近では次から次に新しい保証会社が発足され、非常に危険な状況となっています。



「いざという時のために付けておく保証会社がいざという時に機能しなくなったら」考えたくない現実がここに表面化してきましたので、今後の展開をしっかり確認していきたいと思う次第です。



2008年9月22日月曜日

リーマンショックの余波

リーマンブラザースが破綻し、これから日本国内で大量に保有していた不動産を売却していくことでしょうし、資金提供していた不動産会社への資金もストップし、不動産会社もこれから相当数が破綻することでしょう。



そう考えると、昨年辺りからせっかく上昇に転じた国内の不動産市場は「またしても下落」ということになりそうです。



分譲中のマンションは売れ行きが極端に落ち、大幅な値下げでたたき売りする物件も出てきています。



賃貸市場も「関係ないね」とは言っていられず、空室が更に増える危険が増してきました。



生き残りをかけた熾烈な椅子取り合戦が不動産業界でも始まってしまいましたが、贅肉を落としてスリム化し、経営体質の健全化に結びつけば良いのですが・・・