毎年12月・1月は大忙しになります。
それは確定申告用の年間収支報告書を1月中に各オーナー様に送付するからです。
管理会社にとって年間の収支明細を各オーナー様にお届けするのは、一年で一番大切な仕事になります。
私が全て準備するわけではないのですが、最終責任は私にあり、お金の流れに関する書類なのでうっかりミスがあってはなりません。
非常に神経を使う作業で、例年収支報告書の発送が完了すると例年グッタリ疲れます。
経理担当者は私よりもっともっと疲れたと思うので「お疲れ様、有難う」とブログを借りて言わせていただきます。
そんな一年で一番大事な仕事が完了したので今日はシャンパンで乾杯となりました。
サントリーが輸入しているスペイン産のスパークリングワイン(シャンパンはフランスシャンパーニュ地方のみに許された名称なので、それ以外の地域で作られたものはスパークリングワインと呼ばれます)「フレシネ・コルドン・ネグロ」ですが、世界で一番売れていると言うだけあって非常にリーズナブルで美味しいスパークリングワインです。
お酒の価値もコレクションとするのではなく、味を楽しむのであれば高価格なブランド品ではなく、味を追求した低価格な物の方が美味しいような気がします。
例えばちょっと前に芸能人格付けランキング?なる番組が放映され、当時の価格で1本10万円以上するドンペリニヨンピンク(現在は多分3~4万円ぐらい?)より「こっちの方が美味しい」と半数以上の芸能人が宣った「ロジャー・グラート・カヴァ・ロゼ」(1,600円前後)はその最たる物でしょう。
ドンペリピンクと一緒に飲み比べた訳ではないので、思いこみはあるかと思うのですが、見た目も綺麗で香りも良く味も美味しい。
確かに貴重な高級葡萄を惜しみなく使い、機械ではなく熟練職人の手によって作られれば当然のことながら製造コストは高く付き、何万円という価格になるのは致し方ないのですが、職人が行う行程をロボットに任せ、コストを抑えて味を追求すると伝統より良い物が出来ると言うことの証のような現象です。
Web2.0に例えるのは相応しくないですが、ある意味似た部分もあるのかな?と思っています。
やはり努力した者だけに見える世界と、努力した者だけが評価されるのはインターネットの世界も、ワイン世界も同じかも知れません。
ドンペリニヨンよりも品格があると言われる「クリュッグ」、同じシャンパーニュ地方で作られているので名称は「シャンパン」です。
全てのグレードで価格帯はドンペリニヨンより上であり、専門家の評価もドンペリニヨンより格上。
クリュッグを1本仕入れたので、格付けランキングの芸能人が騙された「ロジャー・グラート・カヴァ・ロゼ」と一緒に飲み比べ、舌の感覚を確認してみたいと思います。
その結果は後日ご報告させていただきます。
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