2006年8月4日金曜日

異常気象

アメリカでは熱波で死者まで出る騒ぎ、日本は梅雨が明けずしかも寒いくらいの日々が2~3日前まで続いていました。



思い返すと今年の初めに海外視察でニューヨークに行った際は、例年より暖かかったのですが、帰国後暫くしたらニューヨークが大雪で麻痺し、マンハッタンでスキーをする人の映像が記憶に残っています。



世界各地で異常気象による災害が多発しています。
地球規模で早急な対策をしないと年々酷いことになりそうです。



世の中の進化は生活を便利にしてくれますが、その対価が地球環境破壊の上に成り立っている現実を、しっかり自覚する必要がありそうです。



まずは個人個人で出来ることから環境改善を始めましょう。





2006年8月3日木曜日

駆け込み需要

今朝の朝日新聞に気になる記事が・・・
「住宅購入駆け込み」という見出しの経済面の記事ですが、ゼロ金利解除で住宅ローン金利が上がり、「路線価14年ぶりに上昇」の記事を受けて、「今買わないと高くなってしまう」といった消費者心理が働いているようです。



遙か昔にも危機感からの買い占めでトイレットペーパーが店頭から無くなってしまった事件がありました。



今回の駆け込み需要も、「今買わないとローン金利は上がるし物件価格も高くなるから買えなくなってしまう」といった心理が働くのでしょうが、よ~く考えてみてください。



冷静に見ていくと、確かにバブル崩壊以降不動産は下がり続けたのですが、実際の需要と供給のバランスから見た実態以上に下がり過ぎた感があります。



一部の投資ファンドが興味を示す都心の一等地以外は、ここに来て上がった上がったと言っても必要以上に下がった分が実需に合わせるための自浄作用で元に戻っているだけ!



特に分譲マンションは過剰なまでの供給が続いているので、焦らずじっくり考えてから購入していただきたいと思っています。
上昇傾向の時に無理をして買うと、金利も上がるのでローン地獄に陥り、結局損して売却という事になることが多々あります。



20年ほど前に私が会社を設立する際、大先輩から言われた名言があります。



これは本音の話ですが、「物を買うのは、景気が悪く誰も購入意欲が無い時代」、「物を売るのは景気が良く、誰もが買いたいと思う時代」、この原則をしっかり守っていれば会社は儲かる!でした。



しかし・・・・残念ながら人間の心理は相反するものがあり、「値が上がるぞ」という情報があると焦って買い占め、「値が下がるぞ」という情報があると慌てて売るのが人間の心理です。



それ故に逆の発想で行動すれば・・・・・・???



2006年8月2日水曜日

路線価14年ぶり上昇へ

今日の新聞は「路線価14年ぶり上昇」が一面トップを飾っていました。
確かに都心部を中心に土地価格は上昇しており、特殊な地域ではバブル前の水準まで戻しています。



我々宅建協会でも年に1回独自に地価調査を実施しているのですが、昨年までは毎年少しづつ下降線でした。
しかし、今年は明らかに上昇に転じ、練馬区平均で20%程上がったのではないでしょうか?



都心部の商業地はファンドマネーが地価上昇の原因のようですが、ファンドマネーとは関係のない練馬の住宅地などは、実需の顧客によって押し上げられた価格です。



これで本当に景気回復となればよいのですが、まだまだ景気が回復したという実感は感じ取れません。
でも、飲食店はかなり混んできているし、デパートも見て歩くだけでなく買っていく顧客がいっぱい。



自動車販売会社のロビーは週末になると座る場所がないほど商談が行われているし、景気は確かに回復しているようです。
はやく景気回復の実感を身体で感じてみたいものです。



2006年8月1日火曜日

ニューヨークの再会、Again in 神楽坂

20060731 今日は午前中に宅建本部事務局から連絡があり、今年初めに海外不動産視察でお世話になったニューヨークの不動産ブローカー「大坪賢次氏」が来日しているということで、急遽打合せ会が開催されました。



ニューヨークの再会Againです。



東京都宅地建物取引業協会の一委員会主導で開催された海外不動産事情の視察は、ある意味画期的な試みでした。



過去には全国組織「全国宅地建物取引業協会連合会」での視察は何度か有り、また東京都の宅建協会主導での海外視察も過去に何度かあったようですが、一委員会の主導で実施されたのはおそらく始めてでは無いかと思います。



私も参加させていただいた今年の海外視察は、参加した各個人の人生観を大きく変えただけではなく、日本の不動産業界の5年後10年後を模索する上で非常に大きな意味を持っていたと私は感じています。



次回をどうする?
初回の経験をふまえた上で、熱き論議が戦わされた意義ある一日でした。





2006年7月31日月曜日

本当に梅雨明け?

気象庁は30日付けで関東甲信越から中国地方にかけて「梅雨明けしたと見られる?」と公式に発表しました。



どうも年々気象状況が狂っているようで、今年は梅雨明けしたのか?しないのか?
暑いような?涼しいような?よく解らない気候が続いています。



夏は夏らしくカラッと夏晴れ、子供の頃によく見た「青い空に入道雲」という景色を見たいものです。



ネクタイを締めて仕事をする者としては、涼しい冷夏はありがたいのですが、冷夏が及ぼす影響を考えると単純に喜べない気がします。



やはり夏は暑く、冬は寒く、はっきりした気候がないと、経済界にも自然界にもあまり良いことがないようです。



エアコン無しで眠れるのは大歓迎なのですが・・・・・・



2006年7月30日日曜日

ポスト小泉は誰に?

昨晩の自民党東京ブロック大会、私が聞いていたのは「約5,000人ほど集まります」だったけど、メイン会場に入りきらず第2会場に急遽スクリーンを用意して集まった人達を収容したようです。



今日の新聞朝刊を見ていたら、どうやら6,000人ほど集まったようです。
それだけ「ポスト小泉は注目されている」と言うことでしょうか?



2006年7月29日土曜日

ポスト小泉パネルディスカッション

Hi350221 今日も朝から宅建関連の仕事で追われる一日となりました。



11:00からは、新たに設置される写真名鑑作成特別委員会の発足式と初回の打合せ
写真名鑑は5年に一度発行され、今年が5年目の発行年度です。
業協会設立40周年記念として発行されます。



またもう一方で写真名鑑ほど記載内容は多岐に渡りませんが、2年に一回役員改選期に併せて発行される会員名簿があります。



今年はたまたま写真名鑑と会員名簿が同じ年に重なり、常務理事会などでも協議されましたが利用目的が違うと言うことで今年は両方一緒に発行されることが決まりました。
そのために写真名鑑作成特別委員会が組織されその任に当たります。



写真名鑑特別委員会終了後、一旦事務所に戻って決算処理について顧問税理士と打合せ、特に今年は会社法の大幅な見直しが行われたため、役員構成その他についても細かく打合せを行う必要がありました。



Hi350219 夕方5時からは赤坂プリンスホテル五色の間で開催された自民党の東京政経フォーラムに参加。
本来支部長が参加するはずだったのですが公務で行けなくなったため私が代理で行くことになったのです。
行ってみて驚き、約5,000人が集まったようですが、50台ほどのテレビカメラがずらりと並び壮観です。



結局会場に入り切らなくなり、別会場でもモニターで参加ということになったようです。
我々は早めに会場入りしたので一番前の席となってしまい、真ん前に舛添要一・川口順子などテレビで見慣れた顔ぶれが並んでいました。



会場に人が入れないくらいの騒ぎになったのは、なんといってもポスト小泉と言われる面々(与謝野さんは別です)のパネルディスカッション。



安部晋三(官房長官)・谷垣禎一(財務大臣)・麻生太郎(外務大臣ビデオ参加)・与謝野馨(金融・経済財政政策担当大臣)がパネラーとなり、司会は石原伸晃都連会長



今をときめく、安部晋三・麻生太郎・谷垣禎一がパネルディスカッションをするとなると、マスコミもほっておかないし、国民にとっても非常に興味のあるところです。
これだけ大勢の人が集まるのも無理はありません。



果たしてポスト小泉は誰に?・・・・