ビックリしました、あのマイクロソフトの総帥「ビル・ゲイツ引退」の記事。
ゲイツ会長は御年50歳です。
リタイヤするには20年以上早いのです。
いくらネットの世界は3年一昔(いや1年一昔?)とは言っても世間レベルからしたら早すぎます。
しかし、マイクロソフトの売り上げはなんと5兆円に届く勢い。
当期利益も1兆円を遙かに超え、どこかの国の国家予算をも超えています。
そしてビル・ゲイツ氏の個人資産は6兆円に近いと言われ、12年連続で世界の長者番付一番です。
これ以上稼ぐ必要は無い!と言ってしまえばそれまでですが、ここまで上り詰めた人間はそれほど簡単に引退などする訳がありません。
そんな考えの人はここまで来られるはずもない。
じゃあ何故?
先日平均寿命と健康寿命の違いについて書かれた記事を読みました。
平均寿命は医学と薬、そして食事のお陰でかなり延びています。
でも長生きだけではなく、健康で自分の思い取りに心も体も動いてくれる間が、人間にとって幸せでしかも社会貢献が出来る時代です。
それを超えたらいくら良い考えを持っていても社会貢献は物理的に出来ず、どんなにお金があっても決して幸せな余生とは言えません。
これは想像ですが、ビル・ゲイツはそれを考えたのかもしれません?
身体が自分の思い通りに動かなくなるのが多分70歳前後。
今の年齢が50歳なので、健康寿命は残り約20年。
これまでにもエイズ対策や貧困解消などに1兆円を超える寄付をしていると聞きました。
現在所有している財団(基金は3兆円以上)に残りの全勢力を傾倒し、社会貢献に全力を注ごうと言うことのようです。
やっていることの規模も凄いし、お金儲けだけではなく社会に還元する姿勢に敬服します。
考えていることのスケールや、やっていることの規模はまるで違いますが、自分に出来るレベル、自分の出来る範囲で何が出来るか考え直すいい機会かもしれません。
私は私の出来る範囲で考えます。
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