2006年6月4日日曜日

村上世彰代表ついに立件へ

ライブドアに続き、ついに本丸ともいえる村上ファンドにも検察の手が及ぶことになりそうです。



朝のワイドショーでも「世論は村上氏を擁護しない」といった感じで、村上氏をかばうような発言や姿勢は見られません。
結局一般大衆から村上氏は指示されていなかったということです。



それは何故?



普通ビジネスで成功し、財を成した人は民から尊敬され、多くの民が人生の目標にしたりします。
しかし村上氏は財は成したでしょうが尊敬はされていないようです。
私自身、はっきり言って好きな人間では有りません。



投資ファンドの仕事は株に興味のない私にはよく解りませんが、簡単に言ってしまえば「儲かりそうな会社の株を買い占めて高くなったら売る」と言うことだと思います。
この世界には無知な私なので違っていたら申し訳ありません。ご指摘下さい。



私の感覚ではギャンブルの一種としか捉えられないのです。
例えは悪いですが、せっかく畑を耕して、種を蒔いて、大事に育て、成長したと思ったら「鳶に油揚げ」ではないですが誰かに美味しいところだけ持って行かれる。
そこまで育てた人の努力はどうするの?



「汗水垂らして働いた人がそれなりに報われる社会」にしないと、今回のライブドアや村上ファンドのように「要領よく奪い取った者の勝ち」となってしまいます。
そうなったら一生懸命働く人がいなくなってしまいます。



たまたま今朝のテレビ番組に次期総理候補No.1の安部晋三内閣官房長官が日本の将来像を聞かれ、とても良いことを言っていました。
「一生懸命働いた人が報われる社会、仮に失敗しても再チャレンジが出来る社会、日本をこのようにしていきたい!」



私もそう思います。



全てはバランスになるのでしょうが、汗水流して一生懸命働いた人はそれなりに報われ、頭の良い人は汗水かかなくても頭を回転させて社会に貢献し、労働者には出来ないよりよい社会のイメージ作りをする。



最近自分だけの利益と、自分だけの都合でものを言う人が多くなってきたことが、今の日本、これからの日本にちょっと心配な問題のような気がします。



主義主張だけはアメリカ並みに上手くなったのですが、全て自分の都合だけで周りへの配慮が無いのが残念です。



人の間と書いて人間。
我が我がでは、人間ではなくただの人・・・



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