2013年3月11日月曜日
この事は絶対に忘れない
昨日から新聞でも、ラジオでも、テレビでも、大部分の紙面や放送枠を使って報道されています。
当時の映像を見るとその衝撃で体調を崩される方もいるようで、映像が流れる前に「これから津波の映像が流れます。ご気分の悪くなった方はテレビをお消しください。」と言ったコメントを流して注意喚起しています。
それ程人々の心に深い傷と衝撃を与えた災害だっただけに、忘れようとしても忘れる事は出来ませんし、この現実から逃れる事も出来ません。
この記憶をしっかりと心に刻み、一日も早い復興を祈念します。
2013年3月10日日曜日
大震災から明日で二年
テレビでは特番が組まれ、新聞紙上でも大震災の記事一色となっています。
多くの問題が発生し、難しい課題を残しましたが、今後の課題で最も気になるのが原発問題。
昨日15,000人の人が参加して原発反対集会が開かれましたが、原発の是非は未だにはっきりとした方針が打ち出されておらず、先が見えません。
私個人としては、何度もブログに書いていますが、「人間は自分でコントロール出来ない道具を使っては駄目」
原発はローコストで電力を供給出来ると言われて来ましたが、実際には事故が起こり、使用済み核燃料の処理費などを考慮すると本当にローコストなのか疑問が残ります。
いずれにしても明日で丸二年。
深い追悼の気持ちを持ち、辛い二周年をむかえます。
2012年3月13日火曜日
大震災から一年が過ぎて思うこと
昨日で東日本大震災から丸一年が経過し、地震が発生した14:46分、被災地のみならず各地で追悼式典が行われていました。
大震災を経験し、放射能の怖さを思い知り、いろいろと思うところもあってブログに残そうと思ったのですが、あまりにも多くの事が頭を駆け巡り昨日は結局ブログを書けませんでした。
今朝になってテレビをつけると、各局申し合わせたように大震災から丸一年を振り返り、昨日の追悼式典の模様や現地からのレポートを放映しています。
今日は朝から透き通るような青い空が広がる好天。
この青い空も、私が立っている道も、全ては被災地に繋がっているのですが、今朝テレビで見た光景は正直映画をのワンシーンを見ているようで凍り付きました。
それは原発から半径20km以内の街の様子です。
特別な許可を取って取材陣が入り込んでいるのでしょうが、避難区域なのでもちろん人はいません。
車も走っていないし、動物の姿も見えない。
普通の街のように見えるのに人気が全く無い。
今私がいる東京と同じ日本だというのに、まるで違った世界がそこに広がっている現実。
しかも、1~2年で復旧・復興して人が戻れる訳ではなく、何10年もの間、人や動物が立ち入れない区域が日本に存在してしまったという恐ろしい事実をあらためて認識した次第です。
だからといって自分に何が出来るのか?と問いかけてみても、これと言った明確な答えにはたどり着かない。
日々の生活を大事にし、このような現実が日本に存在しているのだと言うことを一日たりとも忘れることなく、しっかり頑張って稼ぎ、税金を払い、無駄は良くないけれどきちんとお金を使い、復興に必要な資金を捻出するための経済活動に参加・協力していくのがベストな方法なのかも知れません。
復興支援にボランティアその他で直接係わっている方々も、私のように直接支援が出来ない人も、思いは一つ。
原発周辺は元に戻るまでには永い永い日々が続きますが、一日も早い復興が出来ますよう、見守りつつ僅かながらの支援をしていきたいと思う震災から一年目の昨日・今日でした。
2011年7月7日木曜日
家賃相場全面安・・・
このところ明るい話題に乏しく、何となく暗いムードが漂いつつある中、またしても暗いニュースが目に入ってきました。
住宅新報の2011年7月5日版一面トップの記事は、「首都圏マンション家賃相場 震災で全面安」でした。
年に2回、4大都市圏でのマンション・アパート家賃調査を実施し、その結果は紙面で発表されていますが、今回発表されているものは4月時点での結果です。
その結果は、ワンルームからファミリータイプまですべての間取りで下落しているというものでした。
大震災後の実態を反映しての結果発表ということで、企業の異動が無くなったり、新社会人の動きが無くなったり、外国人が一斉に帰国してしまったり、大震災までは人気絶頂を誇っていた湾岸エリアの高層物件から客足が引いてしまったり、原因は多々あるでしょうが震災の影響はかなり色濃く出ています。
この結果の詳細は住宅新報の次号に掲載されるようですので、その内容を注視していきたいと思います。
2011年3月14日月曜日
食料・ガソリン、とにかく買い占め!
地震発生から二日が経過、東北地方では被害の大きさが日に日に明らかとなり、嘗て無い程の深刻な事態であることがニュース映像から伝わってきます。
弊社で物件をお預かりしているリロケーションオーナーの方で宮城県・山形県・福島県・茨城県在住の方は現時点で連絡が取れていない方もおり、とても心配をしております。
昨日に引き続き、今日も早朝から各管理物件の現地調査を実施してきました。
まず首都高速で湾岸エリアへ向かったのですが、首都高速も一部通行止めとなっておりました。
驚いたのは初めて目にするガソリンスタンドの「売り切れ」表示。
昨日出回ったチェーンメールも心理的影響が有ったのでしょう。
GSによっては「ハイオク・レギュラー共に売り切れ」と表示しているところもあり、殆どのスタンドが給油を待つ車で大渋滞です。
まだまだ暫く現地調査で出かける必要もありそうなので、半分程しか減っていなかったですが、会社に帰る前に渋滞に並び、とりあえず満タンにしておきました。
コンビニやスーパーでも日曜日という所為もあるのでしょうが人だらけ、特に食料品は売り切れ状態で殆どの方が大きな荷物を持って出てくるので買いだめをしているようです。
この分だと明日明後日の物流がちょっと心配になります。
そんな最中でもスカイツリーの工事は進んでいるようで、横を通りかかったら最上部のアンテナ?部分が細く積み上げられ、かなりの高さになっています。
スカイツリーHPによると今日現在で609mまで来ているようです。
予定では634(ムサシ)mとのことなので、まだ25m上へ伸びるようです。
11日の午後に大地震が起きた際も当然工事は行われていたでしょうが、上の方で作業していた方々の事を考えるとぞっとします。
さぞや怖い思いをされたことでしょう。