2006年12月24日日曜日

ダラ・ヴァレ・マヤ

Blog2_2_1 カリフォルニアはナパヴァレーのカルトワイン「マヤ」。
出荷数も少なく入手困難なワインですが、少しづつ手に入れています。



飲むために作られたワインがコレクションになってはいけないので、ある一定数を超えたらその内仲間を集めて試飲してみようと思っています。



しかしここまで手に入れがたいワインは価格的にも仕入れが難しく、仕入れた後も飲むのにとても度胸がいります。



何万円・何十万円もするワインは、庶民感覚が残っている内は飲めないかも知れませんね。



ロマネコンティのうん十万円からしたらリーズナブルでコストパフォーマンスなワインですが、日々口にするワインは千円単位が常識人の範疇。
外務省のワインセラーに眠っているカルトワイン達は、世界のVIPをもてなす為に保存されていることを考えると、やはり高価なワインはそれなりのシチュエーションで飲むべきものかも知れませんね!



バブル期には我々不動産業界の勝ち組は、毎晩銀座でロマネコンティを飲んでいたようですが、お店で飲んで1本100万単位のワインは、一般の感覚からは大きく外れているとしか言いようがありません。



私自身、1,000円のワインと10,000円のワイン、100,000円のワインをテイスティングでちゃんとランクを感じられるか?正直自信はありません。



しかし、1,000前後の毎日飲むデイリーワインはしっかりと押さえておきたいところです。
これには私自身正直自信ありです!



ダイナースクラブの会報誌「Signature」に(株)中川ワイン販売のオーナー中川一三氏(1937年生まれ)が執筆している『魚には水、私にはワイン』という連載(12月号で14回目)(サブタイトル:ワインが無くては生きられない、ワインが無くては始まらない)があるのですが、実に感慨深いコラムです。
毎月楽しみに読ませていただいております。



ヴィンテージ物のカルトワインは一種絵画と同じで、味よりも血統書なのかも知れませんね!
そんなヴィンテージ物の高価なカルトワインは、特別な日にみんなで開けたいと思っています。







2006年12月21日木曜日

第2回ブロック会開催

006120 今日は午後から宅建練馬区支部の執行部会・常務理事会が開催され、その後午後6時から池袋のホテルメトロポリタンにて今年度第2回目の城北ブロック会(豊島区・北区・板橋区・練馬区の4支部で構成)が開催されました。



ノロウィルス騒ぎで一時大変な目にあったホテルだけに心配する声も一部にはありましたが、保健所の終息宣言も出ており他の会場でも結構大勢の人達が集まっていました。



これにて今年の大きな行事は全て終了し、いよいよ年越しとなります。



2006年12月17日日曜日

ノロウィルスの猛威(朝日新聞より)

感染力の非常に強いノロウィルスが、45都道府県で警報が出るほどの猛威を奮っています。
忘年会シーズンで疲れ気味の体調の方は要注意!
私も週明けの水曜日は問題となった池袋のホテルで会合があり、何があっても大丈夫なように体調を整え、充分な睡眠を取ることにします。



非常に大事なことなので、流用して申し訳ないですが、以下朝日新聞の記事をそのまま掲載させていただきます。



ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生が止まらない。
1週間あたりの患者数は過去最高を記録している。
厚生労働省によると、ここ数年、カキなどの貝類が原因の食中毒は減る一方、患者の吐いた物や汚物が感染源になり、手や食べ物などを介して広がったとみられる感染が目立つ。
国立感染症研究所感染症情報センターは「もともと感染力が強いウイルスで、12月下旬まで流行は続きそう」としており、掃除や消毒の方法に注意を呼びかけている。



東京都豊島区のホテルメトロポリタン。
池袋保健所のまとめでは、今月2~9日に利用した客や従業員の計347人が吐き気や下痢を訴えた。保健所は、客の嘔吐(おうと)物の処理が不十分だったため、じゅうたんに残ったウイルスが乾燥して空気中に浮遊したり、発症者が使ったトイレの設備に触れたりして感染が拡大した可能性を指摘している。



ノロウイルスによる胃腸炎の原因として、よく生ガキが挙げられる。
同省によると、00~05年に発生したノロウイルスによる食中毒は年約250件。
ただ、このうちカキなど貝類によるものは00年の80件から05年は42件に減った。



代わって最近、感染経路として指摘されているのが、豊島区のホテルのように、ウイルスを大量に含む汚物の処理が不十分だったために発症するケースだ。



Tky200612160169 専門家らは、嘔吐物や排泄(はいせつ)物を処理する際には、図のような方法をとるよう呼びかけている。
アルコールではウイルスは死滅しないため、家庭にもある塩素系の漂白剤などを用い、処理に使った手袋やぞうきん、エプロンなどは、手や蛇口、洗面台などに付着しないように気を付けるのがポイントだ。



東京都保健医療公社荏原病院の角田隆文感染症科部長は「荏原病院では、カーペットの床に吐いた場合、その部分をはがして消毒し、さらに80度以上の温水で洗浄する」という。



このほか感染症情報センターなどは予防策として、(1)トイレの後や調理の前に流水やせっけんで手洗いし、指やつめの間、手首なども入念に洗う(2)貝類を食べる際、85度以上で十分に加熱する――などを挙げる。



ノロウイルスに効く治療薬や予防ワクチンはなく、発症したら対症療法しかない。
2、3日、安静にしていれば回復することが多いが、子どもやお年寄りは重くなることがある。脱水症状にならないよう水分補給や、吐いたもので窒息しないように注意し、症状が重い時は、医療機関を受診する必要がある。



となっていますので、ご自身の健康管理を是非ともご留意いただき、気持ちよく新年をお迎え下さい。



私も感染しないよう体調を整えます。



2006年12月16日土曜日

玄い海(くろいうみ)

Photo_10 私の一生の友とも言える大切な友人が本を出版した。
前々から構想を練り、「全身全霊を注ぎ込んで書いた」というだけに出版社のプロの人達を動かしたのだろう。



12月上旬から街の書店にて販売が開始され、つい先日中村橋駅前の書店に寄ったら新刊コーナーに平積みで8冊ほど置いてあった。
出版社がかなり力を入れた証拠だろう。
無名の作家の作品が新刊コーナーの一番目立つ場所に平積みで置かれることなどあまり無いことだと思う。



私は発売日にアマゾンで数冊購入したのだが、まだ届かないので書店でも購入した。



毎日毎日多数の本が新しく出版されるようだが、やはりそれなりの仕掛けが無いと売れないようだ。
今回は出版社がかなり力を入れたらしく、紀伊国屋(海外店含む)・三省堂・ジュンク堂・旭屋書店・丸善などの新刊コーナーに置かれている。



新聞各紙でも紹介され、もしかしたらかなり売れるかも知れない?という気がしてきた。
昨日までの友がいきなり「先生」という立場になることの戸惑いもあるが喜ばしいことには違いない。
ブレイクするのを楽しみに・・・・



とりあえずあらすじを紹介しておこう。



これは歴史小説、フィクションとノンフィクションの絶妙な組み合わせで読む人を歴史の中に引きずり込む。
時は昭和30年、玄界灘の漁師親子を襲った不条理。
実は遡ること310余年、江戸初期の漁場を守るため命を投げ出した6人の漁師がいた。
その尊厳死に向き合った後の世の子孫達を怪事件に誘い込む。
人間誰しもが内に持つ運命・宿命・性・その業の織りなす冷厳なる因縁の妙を追いかけてストーリーは展開する。



大げさではなく映画になったら、「八つ墓村」より面白いかも知れないと私は思っています。



大事な友人が書いた本なので、今日はそのPRです。
題名:玄い海(くろいうみ)
作者:水野好朗
定価:1,500円
出版社:東洋出版
四六判/上製/180頁 ISBN4-8096-7534-3



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不動産業の仲間からメジャーになれる作家が誕生するかも知れない!
世の中何処で何が起こるか解らないから「サプライズ」



真剣に挑戦した者にだけ見える世界がここにもありました。
ウェブの世界だけではなく、現実の日々の生活の中でも同じです。





2006年12月11日月曜日

「2×4」住宅で火災保険料取り過ぎ 大手損保5社

今日の新聞各紙は日曜日なのに損保大手5社の保険料取り過ぎを取り上げていました。
当社も保険代理店として見過ごせない話しです。



2×4構造の戸建住宅にお住まいの方は保険の内容を見直したほうが良さそうです。
普通の木造住宅で保険料を支払っていた場合は、各社とも過払いの保険料を返還する姿勢のようですので、再確認のうえ保険会社にご相談下さい。



2006年12月10日日曜日

ネット社会の明と暗

今日は午後7時30分からお堅いNHKで「ネット社会の安全どう守りますか」という特番をやっていたので現在思わず見ています。



テレビ報道は影響力が大きく、落し所によっては吉とも凶とも出るので報道の仕方によって結果が大きく変わる危険性があります。
番組の終わる頃にはまた別のコメントが出るかもしれませんが、まずは現在までのところの感想です。



ネットの世界は進化が早すぎ、本質を本当に理解している人がほとんど存在せず、完璧にコントロール出来る人が居ないまま動いているのが現在のネット社会なのでしょう!



結局実社会でも完璧にコントロールできることなど無く、対処療法で事あるごとに良否を判断して行くしかないのかも知れませんね。



ウェブが浸透しだした時代から「ネット社会は自己責任」と言われてきたのですが、あまりにも進化しすぎ、誰もがやさしく使えるようになったがために、自己責任という概念を知らない人が増えすぎたこともその要因のような気がします。



番組の中で発言する人の話を聞いていると、匿名性というネットの本質とリアルに実態で接する実社会とを同一のものと考えている人たちが結構いるようです。



実社会では何世紀にも渡りいろいろな事件事故が起きる度に社会ルールや法整備が整って現代に至っていますが、ネットの世界はまだまだ創成期。



トラブルが増え、それに対応したルール作りが議論され、ネットの世界なりの一定のルールが作られたり、法規制がなされたりしながら成熟していくのだと思います。



今後どうなっていくか解らない創成期にウェブ社会を体験できるなど素晴らしいことかもしれませんね。



貴方は持ち家派?賃貸派?

昨今は低額な分譲マンションの大量供給と過去最低水準の低金利に下支えされ、持ち家比率が延びています。



2005年度の国勢調査によると、持ち家比率は全国平均で63%となっており、最高は富山県の80%、2番目は秋田県の79%です。



反対に最低水準は不動産価格が高いせいもあるのでしょうか東京都が一番低く48%、ついで沖縄県の53%との新聞報道がありました。



我々の宅建協会でも住宅金融公庫の固定金利型融資「フラット35」を取り扱う金融機関「全宅住宅ローン株式会社」を設立して会員の仕事をサポートする為に住宅ローンの取扱を行なっております。



そんな影響もあるのかフラット35の受付は対前年比で25%の伸びを記録しているようです。



住宅ローンの貸し出しが増えているということは、当然のことながら持ち家比率が上がることにもなり、国勢調査の結果の裏づけがここにも垣間見えます。



これだけ持ち家比率が増えると当然のことながら賃貸住宅が余るわけで、国勢調査の結果を見ると昨今の賃貸市場の冷込みがうなずけます。



大家さんは戦国時代となってしまうわけですが、ここ1~2年の地価の上がり方を見ていると今後供給される新築分譲物件の価格が高騰するのは間違いない無く、またローン苦で住宅を手放す方も増えているようです。



着実に伸びてきた持ち家比率ですが、「買えば場所と借金に縛られる」と言うことで賃貸市場にも顧客が少しずつ戻ってくる時代になるかもしれません。