今朝の朝日新聞を見ていたら、29面東京版に「練馬で34.3℃」の見出しが目に付きました。
熱くなると必ずと言って良い程、「館林」・「前橋」・「熊谷」等と共に「練馬」の名前が取り上げられます。
昨年の話ですが、あるお客様が家を購入しようとした際、大江戸線や副都心線・有楽町線などが乗り入れている西武池袋線練馬駅周辺がとても便が良いのでお勧めしたところ、「練馬は熱いので候補から外して下さい」と言われガックリきたことがあります。
何で練馬が熱いのか?
たまたま練馬区役所関係者の方とご一緒する機会があり、「何で練馬は熱いのか?」聞いてみたことがあります。
本当かどうか?裏付けを取った訳ではないですが妙に理解しやすい回答が帰ってきました。
東京都内は殆どがコンクリート、ヒートアイランド現象で暖められた空気が海風に乗り、湾岸エリアから流れてきます。
この熱風が都心方面か流れてきて、北の方へ持って行かれるのが、東京を取り巻く環状七号線です。
そして気象庁が温度を測る観測点は東京都内に10ヶ所ありますが、区部では「羽田」・「新木場」・「東京」・「世田谷」そして「練馬」の5ヶ所です。
練馬以外の都区部ではヒートアイランド化して熱せられた風は海風に乗って流れ、空気の流れは練馬周辺で環状七号線に沿って北へ向かい、ここで一旦貯まります。
その合流点練馬の観測地点は環七のすぐ脇、武蔵大学の校庭内にありるので、この観測地点を環七の外側に少しずらすだけで、「練馬は熱い」というイメージは無くなるのかも知れません。
それにしても、観測史上初の記録を塗り替えたこの暑さは堪えます。
台風の影響もあり、ちょっとは涼しくなるようですが、これから夏本番。
今年も昨年同様に「暑い夏」になりそうなので体力勝負?ですね!
0 件のコメント:
コメントを投稿