2007年3月10日土曜日

宅建経営塾Web版の最終チェック

1_6 宅建協会の超人気講座「宅建経営塾」を少しでも多くの人に受講して貰おうと言うことでスタートしたWeb版のテストですが、昨年の9月に第1回目のテストを行いシステムも進化した形で今年に入ってから6回に渡るテストを重ねてきました。



ところが動作が一定せず上手く繋がらなかったり、途中で切れてしまったりと言うことが何度か発生し、原因の特定が出来なかったことから万全を期すために何度もテストを繰り返してきたわけです。



専用線を引き込んでいる大企業等では既に沢山導入され、これと言った問題は出ていないようですが、一般人が利用するBフレッツのハイパーファミリー等ベストエフォートのブロードバンドを利用するとその時々でトラフィックが低下し、大量のデータ送受信を行う映像処理では問題が発生するようです。



湯水のごとく莫大な費用を投下してやるのではなく、限られた予算でしかも誰でも導入できる一般NET回線を利用して映像配信が出来るようにすることが、広く普及出来る為のキーワードのような気がしてきました。



これが完成すると、いつでも誰でも何処ででも参加・受講できる研修システムが構築できるのだと思います。



2_2 来週の月曜日・火曜日(3月12・13日)は宅建練馬区支部にてパソコン研修会が開催され、しかも飯田橋の本部会場では夕方から宅建経営塾が開催されます。



せっかくのタイミングで開催される宅建経営塾をパソコン研修会に来た方々になんとか受講していただこうと言うことで急遽昨日今日と二日間にわたり接続テストを行いました。



昨日のテストでは最初にパソコンがフリーズしてしまったりといったトラブルも起こったのですが、二日間とも約2時間にわたる接続を試みて何とか本番の授業を配信できるだろうと思えるところまで漕ぎ着けました。



3 宅建本部の事務局は日々大変な努力を重ね、コーディネーターのアットホームやシステムを提供しているNTT(WarpVision)とかなりシビアな打合せや不具合の原因究明をしてくれました。



昨年の第1回目を含めると練馬会場だけですが今日で9回にわたるテストを行ったことになります。
もちろん飯田橋の本部会場はもっともっと多くのテストを重ねてここまでやってきています。
何でもそうだけど形になるまではいろいろと大変です。



2007年3月8日木曜日

群馬で物件調査

昔の友人から群馬の物件売却を手伝って欲しいとの要請があり、今日は群馬まで出かけて物件調査です。



最初に前橋地方法務局に入り、公図の確認と地積測量図・建物図面の取得と謄本取得。
その後、市役所に移動して用途地域の確認、道路管理課で道路復員の確認をしてから水道局に移動して上下水道の埋設を確認。



場所柄当該地域は未線引き地域となっていました。
つまり市街化区域でもなく、市街化調整区域でもなく、建坪率と容積率だけが決められ都市計画の指定がされていない地域と言うことです。



正式に売却することが決定したら広範囲に情報発信するためにブログでもお知らせしますが現時点ではまだ場所と物件は非公開です。



今日は定休日を利用して遠方の物件調査といった一日でした。



2007年3月7日水曜日

練馬区支部理事会

今日は午後6時から宅地建物取引業協会練馬区支部の理事会が開催されました。



例年3月の理事会は、年度末総会に向けた一年で一番大事な理事会。
しかし年度末で我々業界は繁忙期と言うこともあり、年間で一番出席率が低い理事会でもあります。



今日も約2割の理事が欠席。



相談役から執行部に対し、「安倍政権と同じく緊張感が足りないのではないか?」という発言もあり、なり手が居ない理事不足の問題が提起されました。



理事のなり手が居ないため無理矢理頼みしかも甘やかす。



新理事は何も言われないからそれが当たり前と勘違い。



先輩諸氏は厳しくしてやめられると次の後任理事が居ないので厳しく教育することが出来ない!



人手不足は好循環サイクルではなく、悪循環サイクルを招いているようです。



難しいテーマだけど、これはなんとしても解決しなければならない永遠のテーマなのかも知れません。



学校教育の世界でも同じ事が起こっているような気がします。
業界だけのことではありません。



漏水事故発生

昨晩9時頃、携帯電話が鳴って何事かと思ったら入居者から漏水事故発生の連絡でした。
入居者が24時間対応の水道屋を手配したとのことなので、仕事仲間との食事を終えてから現場に行ってみるとキッチン上部の天井からかなり大量の水漏れをしていました。



上階ではキッチンで洗い物をしていてシンクに溜まった水を一気に流したら漏れたようです。
どうやら配管の詰まりが原因のような感じがしたのですが、私が到着してから30分ほどして駆けつけた24時間対応の水道屋(何の道具も持っていない)は、ちょっと水を流しただけで「配管の奥の方で問題があるので床を剥がして配管を調べないと判らないと言う」、今日は道具を持っていないので明日床を剥がして調べると言うが、過去の経験から不安を抱き調査費用のみ支払って帰ってもらった。



何も作業をしないのだから当たり前だけど5,000円という調査費用はある意味良心的?でした。



そんなことがあったので、今日は朝一で過去にマンションの複雑な漏水事故の原因究明と復旧工事をしてくれた水道屋(水道110番)に連絡して調査を依頼。



過去に何度かこの会社には緊急時に助けてもらった事があり、信頼感があったので連絡したのですが、過去に担当してくれた職人さんが多忙で来られず、別の職人さんが来てくれたのですが期待は裏切りませんでした。



調べるのに時間は掛かったものの、大量な水を流すと上階の配水管がオーバーフローすることから、結局配管の詰まりが原因ではないか?と言うことで、特殊な器具を使って配管清掃(丁寧に30分ほど清掃)を実施、その後に配管の繋ぎ目のテーピングをやり直し、シンクに水をいっぱい溜めて何回か流してみたけど漏水は結局何とか止まりました。



これで一安心。
床も剥がさず、天井に穴も開けずにとりあえず問題解決です。



このマンションは当社が今月から管理を引き継いだ物件なのですが、引き継いだらとたんに問題山積み、日々の維持管理をきちんと行っておかないと大変なことになると言う見本のような事故でした。



各居住者に聞いてみると10年ぐらい配管清掃はしたことが無いと思うと言うことで、人間の動脈硬化と同じく、建物の配管も毎日流す少量の油が少しづつ配管内部に蓄積されて永年の間に米粒ひとつがやっと通るぐらいにまで管の内部が細くなってしまったのでしょう。



そうなるとちょっとした生ゴミが流れただけで管が詰まり溢れてしまう。
どうやらそんなことが原因だったようです。
日々その部屋で生活する人が正しい使い方をすることも大事だけれど、管理会社の責任で定期的なメンテナンス(人間ドック)を行っていないといつか致命的な事になると言う見本のような事故でした。



私思うに、顧客満足度は「管理手数料を頂くオーナーから」だけではなく、入居者(消費者)からも高める必要があるというのが私の持論です。
どうしても手数料を頂く方ばかりに目が向いてしまい、直接手数料を頂かない人を蔑ろにする傾向があります。
営利企業が商業ベースで考えたらそれは当たり前のことではあるのですが、ちょっと視点を変えると消費者を大事にすることが巡り巡って帰って来る。
言葉は悪いのですが、上に向かって吐いたつばは自分の顔にかかると言うことでしょう。



以下は私の持論です。



「入居者が満足すると素直に契約通りの賃料を払い、契約通りの賃料がキチンと入ると建物オーナーが満足し、建物オーナーが満足すると管理会社にキチンと管理手数料を払い、管理手数料を頂いた管理会社はしっかり働き、より良い住環境を入居者に提供する」という好循環サイクルがそこに構築されます。



私はこれがプロパティマネージメントの原点だと思います。



そういった事も日々起こる事件・事故から学習させていただいております。



2007年3月5日月曜日

DHAリサーラソーセージ

Res00004 一時は高度成長期に人気のあった商品だけど、臭い・不味いで不人気な「魚肉ソーセージ」が再び脚光を浴び始めているようです。



それは「ドコサヘキサエン酸」(通称:DHA)を魚肉ソーセージに配合して生まれた『リサーラ』の出荷量が一年ちょっとで一千万本を超えたという事実からです。



何でそうなったのかと言うと、高脂血症域の人がリサーラを1日1本4週間続けて食べ続けると、ほぼ正常域にまで中性脂肪が下がるという結果が得られ、厚生労働省から特定保健用食品としての許可を得たかららしいのです。



食べることによって中性脂肪が下がるというマヨネーズなど、『特定保健用食品』はいろいろあるらしいけど本当かな?と思うのは私だけでしょうか?



実験結果があるので本当だとは思うのですが・・・・・・・



居眠り運転撲滅のために

運転中に突然睡魔が襲い、眠くて眠くて辛い思いと危ない目にあった経験は私だけではなく運転する人は誰でも一度は経験あることでしょう。



どうしても睡魔に勝てない時は、車を止めてたった5分でも仮眠すれば眠気は居なくなるけど、それが出来ないと大事故に繋がります。



全ては運転する人の自覚任せが現状でした。



東大のグループとその他研究者との共同開発で『居眠り運転予兆感知座席』の開発に成功し、これからは運転者の自覚だけではなく、システムが眠気を感知して防止する事が可能になるようです。



これは優れもので、脈や呼吸の乱れから居眠りが始まる10分前にある種の予兆があることが解ったらしく、これからの課題はそれを感知してからどのようにして運転者を眠らせないようにするか?が次の課題のようです。



いずれにしてもこのシステムが普及すれば交通事故が大幅に減ることは間違いなく、一日も早く普及することが待たれます。



しかしこれによって車両価格が高くなるのも消費者にとっては困りもので、ハイブリッド車の時と同じく、このシステムを装備した車を買う際には何らかの補助金制度が欲しいものです。



2007年3月4日日曜日

マクロビオティック

健康志向になってくると身体によいものレシピや健康食を出してくれるレストランが流行ったりします。



最近かなり耳にするようになったのが『マクロビオティック』(Macrobiotic) 。
健康や長寿のための理論や技術といった意味になるのですが、菜食主義的な意味合いを持っています。



元来稗・粟などを食していた日本人にとっては一番身体とのマッチングがいい食材(食べ物)のような気がします。



私自身、畑で取れた物と海で取れた物は食べるけど、陸で育った物(動物など)は極力食べないようにしている人にとってはベストな食生活なのです。



WikipediaによるとMacrobioticの定義は以下のようになっています。
基本的な特徴として、
玄米や雑穀などを主食とする。
砂糖、化学調味料を使わない(水飴・甘酒・甜菜糖・メープルシロップなどで代用)。
肉類や乳製品は食べない。
なるべく近隣の地域でとれた有機農産物を使用する。
野菜の根や皮まで使い切る。
などが挙げられる。ただし、白身魚、牡蠣は許容される場合がある。



歌手のマドンナが息子のアレルギーを治すために雇った日本人シェフ(西邨まゆみさん)が薦めたことから本人も虜になったとして脚光を浴び、元々肉食だった欧米人も体型や健康を気にする映画俳優や芸能人から広まっていったようです。



こうやって調べてみるとやはりルーツは日本人でした。
景気の上昇につられ、洋食に馴染みすぎ欧米型の食生活が当たり前になった日本だけど、本来の日本人に一番合った食生活をもう一度見直すことも大事なようです。



Macrobioticにこだわったレストランもかなりあちこちに出来、健康志向?の顧客取り込みに必死なようです。
生ゴミを肥料にして野菜を育て、ゴミさえも出さない工夫をしているホテルもあるというのを聞いて、進化・進化ばかりではなく、地球温暖化防止のためにも昔に戻った無駄のない生活スタイルを考え直した方が良いと考えるのは年を取ってきたせいでしょうか?