2007年10月7日日曜日

新世代ネットワーク推進フォーラム

総務省は現在のインターネットに変わる次世代の新通信システム開発のため「新世代ネットワーク推進フォーラム」を11月に立ち上げるそうです。



総務省の報道発表によるとその趣旨は以下のとおりとなります。



既存技術に捉われることのない新しい設計思想・技術に基づいた新世代ネットワークの創出に対する国際的な機運が高まる中、総務省において「ネットワークアーキテクチャに関する調査研究会(座長:徳田英幸 慶應義塾大学教授)」が開催され、新世代ネットワークのコンセプト、技術課題、推進方策等について検討がなされ、新世代ネットワークを世界に先駆けて実現し国際競争力を確保するため、新世代ネットワークの研究開発の推進、産学官連携のためのフォーラム設立の必要性が示されました。
  これを受け、電気通信事業者、通信機器製造業者、学識経験者等により、新世代ネットワークの実現に向けた産学官の取組を戦略的・総合的に推進することを目的とする「新世代ネットワーク推進フォーラム」を11月に設立することとなったものです。



一部新聞では、日本独自の規格に固執するあまり、PHSやデジタル放送技術などのように世界水準から取り残されてしまう危険があるので、「日本の独自技術には拘り過ぎない方が良い」という意見もありました。



現在のインターネットは、誰でもが非常に安価な費用でその利便性を享受でき、匿名性のお陰でいろいろなものが進化してきたという非常に良い点があります。
私自身、仕事にプライベートに、インターネット無くして成長無しを実感しています。



しかしある反面、安価に利用できる事と匿名性がゆえに、犯罪に悪用されたり、スパムメールが減らなかったり、危険と悪事を制御できなくなってしまった欠点も浮かび上がっています。



大事なメールが10通で、スパムメールが100通。
私が毎朝会社に入って最初にやることは、大事なメールがスパムフィルターに引っ掛っていないかどうかのチェックです。



休み明けなどは大量のスパムメールが溜まっているため、午前中がスパム対策で潰されてしまうことも良くあります。



一時はGoogleのスパム機能が素晴らしいということで一旦Googleを経由してからメール受信をするようにした時期もありました。



結果はびっくり・・・・。



全くと言っていいほどスパムメールが届かなくなり、これでスパム退治から解放されたと思ったのですが、たまに大事なメールも引っかかってしまいました。
結局はGoogleのスパムフィルター内に大事なメールが紛れていないかチェックしなければなりません。



結局結論は、すべて自分でチェックしないと完璧は無いということでした。



新世代ネットワークはその辺りを解決することも趣旨に盛り込んであるとは思いますが、せっかく普及したインターネットもこのままでは衰退の危機にあり、早く新世代ネットワークが構築されることを期待しています。



私もフォーラムに参加させていただこうかと思い、趣意書と入会申込書を見たところ、会員となれるのは「承認された団体及び有識者」となっており、産業界・有識者と役人のみで構成され、一般の民間人は入れないようです。



2015年までに開発し、2020年には普及させるということですが、その動向や如何に・・・



2007年10月5日金曜日

新たなビジネスモデルの破たん相次ぐ

このところ、ベンチャー企業が新たに立ち上げた新しいビジネスモデルが相次いで破綻しています。



独自調査により収集した不動産物件データと、当該物件および周辺住人の口コミ情報を融合した不動産情報サイトとして脚光を浴び、資本金5,000万円、初年度売上全体で10億円と公表されていたユナイテッドルームズサーチ。



残念ながらつい先日破綻が報じられました。



正直なところそのスケールの大きさには驚きましたが、どうやってこれだけの規模の投資を収益に繋げていくのか?私にはよく見えない部分もあり、「若くて優秀な人は発想が違うな!」という感想を発足当時持っていました。



ユナイテッドルームズのウェブサイトを始めて見た時、そのスケールとクオリティーの高さには正直驚きました。



不動産物件データベースのみならず動画制作も手掛け、不動産動画ブームの勢いもありカメラマン募集の広告もよく見かけました。
しかし不動産業界からの需要はそれほど多く無かったのだと思います。
FDJ社主催のセミナーで私が動画作成についての講師をさせていただいた際、ユナイテッドルームズの方も来ており、「クオリティーの高い動画を提供しますのでよろしくお願いします」と挨拶されたことを思い出します。



その少し前、不動産協同組合が提携していたベンチャー企業「ハイパーインジェクション」も提供していたサービス「ハウジング倶楽部」の事業停止を突然発表しました。



これは今まで、どちらかというと仕事を取られるという恐怖心から敵対していた大手ハウスメーカー4社と我々地域の不動産会社を結びつけるある意味画期的なサービスでした。



ハウスメーカーにしてみれば、新たな仕事が増え、我々地域の不動産会社にしてみればハウスメーカーにアパートを建ててもらい、賃貸管理はその仕組み上ハウスメーカー系の管理会社では無く、建築を紹介した地域の不動産会社に戻ってくるというお互いにとって良い所どりの仕組みでした。



業協会でもいくつかの支部では研修会などでこのハウジング倶楽部の説明会を開催し、その普及に努めてきただけに非常に残念な事業停止でした。



私の所属する練馬区支部では、先月開催の研修会でハウジング倶楽部の説明会を予定し、会員への案内や式次第に「ハウジング倶楽部説明会」としていたのですが、サービス停止の連絡を受け、研修会当日の午前中に急遽中止を決定した、というドタバタ劇がスタッフ大慌ての中、研修会開催の裏舞台で展開されていました。



いずれのケースも、立ち上げたベンチャー企業の代表者は頭脳明晰、それなりの実績も持ってスタートしたはずなのに、市場規模の調査ミスでしょうか?



実際のビジネスはゲームのようには上手く行きません。



そこには厳しい現実がありました。



手紙のついた果物

Photo先日、東急ストアで形が綺麗で傷の少ないバナナを何気なく手にしました。



良く見ると「手紙のついた果物」というラベルにQRコードが付いています。



携帯を翳してQRコードを読み取ると、「エクアドル田辺農園より手紙が届いています」というメッセージが現れ、生産者の田辺さんからの手紙と写真を見ることができます。



メッセージの差出人「田辺農園」
メッセージタイトル「ハチドリが住む地球の裏側のバナナ農園から・・・・」



本文は始めまして。田辺農園の田辺正裕と申します。から始まり、写真とともに父から農園を受け継ぎ、「自然循環型農業が絶対に良い」という信念から農薬を使わない栽培法に拘って作っていること等などが書かれています。



「たかがバナナ」とはいっても、自分の口に入るものです。
どこの誰が作ったものか?どんな方法で栽培されているのか?これらが判っただけでも安心して食べられます。



地球の裏側でも頑張っている日本人がいます。



テレビの「素敵な宇宙船地球号」でも紹介され、結構有名な方のようです。



田辺さん、美味しいバナナを有難う。



Qr



2007年10月1日月曜日

F1日本GP決勝、雨は敵か?味方か?

2007年のF1日本グランプリは30年ぶりに富士スピードウェイでの開催となったが生憎の雨。



雨が降るとマシン性能の差が少なくなり、作戦とテクニック如何では下位チームにも勝つチャンスが巡って来るために今日のレースは非常に興味がありました。



もちろんワールドチャンピオン争いをしているハミルトン・アロンソのマクラーレン勢の動向や追うライコネン・マッサのポジションも気になる。



日曜日は現場でのご案内や物件調査、内装工事後の確認など、一日中外に出ていることが多く、今日も朝から外回りです。



結果を知ってしまうと録画を見る楽しみが減るため、移動中車のテレビは付けず、ラジオも聞かず、一日を過ごしました。



仕事を終えて家に帰り、ビデオのリモコンを手に持って・・・いざ結果は如何に?



それにしても驚異のルーキー「ハミルトン」は凄かったですね。
あの若さで、あの冷静さはどこから出てくるのでしょう?



作戦ミスはフェラーリが顕著、グリッドの3番4番だったポジションが雨の量を読み違い、スタート直後にタイヤ交換で2台とも最後尾に・・・



それでも終わってみればライコネン3位表彰台。
やはり速さではNo.1でした。



今回の日本GP、チャンピオン争いをしているマクラーレンの二人にとって雨の神様が大きな動きました。



この天候は、ハミルトンにとっては味方。



アロンソにとっては敵という結果になってしまいました。



これで今年のチャンピオンは史上初めて、ルーキーが獲得することになる可能性が一段と大きくなってきました。



2007年9月30日日曜日

F1日本GP予選

やはり出てきましたね!



驚異のルーキー「ルイスハミルトン」がポールポジション獲得。



チームメイトのワールドチャンピオン「アロンソ」は内心穏やかでは無いでしょう。



マクラーレンがワンツー、その次に「フェラーリ」とある意味予想通りの予選結果ではあるのですが、明日は荒れそうです。



天候が・・・・



作戦次第では下位チームが勝つチャンスもあるため、まだまだワールドチャンピオンの椅子は分りませんね!



2007092900000009maipspoview000
写真は毎日新聞「竹内幹」氏が28日のフリー走行を撮影したものをお借りしました。



2007年9月29日土曜日

F1日本GP初日フリー走行

午前のセッションではフェラーリのワンツー。



午後のフリー走行2回目では逆にマクラーレンがワンツーでフェラーリはその次。



チーム内で見ても、マクラーレン・フェラーリ共にファーストドライバーでは無くセカンドドライバーがファステストを出していることが興味をそそります。



マクラーレンはエースドライバーのアロンソではなく、今季から参戦した新人のハミルトン!



フェラーリもエースのライコネンではなくマッサ!



金持ち喧嘩せず!



横綱相撲?



明日午前中の三回目フリー走行から、午後の予選で決勝のスターティンググリッドが決定します。



富士スピードウェイはトリッキーなコースでは無いのでパッシングポイントは結構あり、あちこちで抜きつ抜かれつのバトルが展開されそうな予想があり、ポールポジション=優勝では無い展開になるでしょう。



しかしいずれにしてもマクラーレンVSフェラーリは間違いなく、その中でファーストドライバーVSセカンドドライバーの戦いの方が、マクラーレンVSフェラーリの戦いよりも面白そうです。



チーム(企業)としては共倒れを防止するためにも、ファーストドライバーを優先し、セカンドドライバーには「次点で我慢しろ!」と指示を出したいところでしょうが、昔のセナ・プロ対決のようなチーム内での後味の悪い潰し合いを覚えている者にとっては、チームオーダーはある意味必要悪なのかもしれません。



年間何百億もの拒否を投じて開催されているF1は、まさにビジネスの世界そのもの!



スポンサーや放映権などいろいろ考えると、奇麗事では無く「勝ってなんぼの世界」がそこに存在しています。



勝てば官軍!



今年のF1はどうなる?



30年ぶりに開催される富士で決着がつくかもしれません?



2007年9月28日金曜日

F1日本グランプリ2007(初日)

いよいよ今日からF1日本グランプリが始まりました。



今年は富士スピードウェイを舞台に開催されますが、F1日本GPが鈴鹿から富士に戻ってきたのはなんと30年ぶりとなります。



ホンダが本格参戦してから、舞台はずっと鈴鹿サーキットだったのですが、現在はトヨタもフル参戦しているため、トヨタ傘下の富士スピードウェイでの開催となりました。



最近のF1は段々と見ていて面白くなくなってきていたのですが、今年はスパールーキーはミルトンの活躍でベテラン勢にも火が付き、激しいバトルが繰り広げられています。



富士スピードウェイはサーキットをF1用に改修するのに200億円からの巨費を投じたと聞いていますし、30年ぶりの開催なのでどのチームもどのドライバーも初挑戦。
コース面からもとても楽しみです。



またF1サーキットで最長の直線(約1.5キロ)もバトルの舞台となるでしょうから更に楽しみです。



今日からフリー走行を開始し、明日午後に予選。



決勝は日曜日の午後13:30です。



今日の午前に行われたフリー走行1回目では、予想通りフェラーリのワンツーでその次にマクラーレンの2台が続いています。
琢磨は17位。
さてさて午後はどうなるでしょう?



ワークスでは無いスーパーアグリ、佐藤琢磨も調子が上向いてきているようなので応援する側にも力が入ります。



頑張れ佐藤琢磨!



頑張れ山本左近!



頑張れホンダ!



頑張れトヨタ!