今日の日経BP(ケンプラッツ)に『不動産仲介の「両手取引禁止」は見直し、前原国交省』という記事が掲載されていました。
我々不動産業界ではとても大きな話題として取り上げられており、10月2日に前原国交省は言明したようですがどのような見直しとなるのかその内容が気になるところです。
今日の日経BP(ケンプラッツ)に『不動産仲介の「両手取引禁止」は見直し、前原国交省』という記事が掲載されていました。
我々不動産業界ではとても大きな話題として取り上げられており、10月2日に前原国交省は言明したようですがどのような見直しとなるのかその内容が気になるところです。
先日練馬区役所の福祉担当の方とお目に掛かり、保育所の普及についてお互い協力できることはないか?という話し合いを持つ機会がありました。
練馬区における平成21年4月1日現在の年齢別待機児童数の調査結果を見せていただき、練馬区の待機児童数は東京23区でワーストスリーに入っているという説明も受けました。
年齢別で見た練馬区の待機児童数は下記の通りです。
この発表を見ていくと1歳児と2歳児が極端に多いことが解ります。
このため、行政としては保育所を営む事業者に補助を行い、行政がバックアップした既存の空き部屋利用の保育所の普及を目指すということになる訳です。
我々宅建業界にとっても、既存建物の空室対策となるのなら一石二鳥でお互いによい話しです。
これからいろいろな話し合いがもたれ、福祉事業に対し我々宅建業界がどのような協力を出来るのか模索してくことになりそうです。
それはそれで良い話しですし、待機児童数減少のためには保育所の数を増やすのは必須であり必要な措置となります。
がしかし、観点を変えてみると少し違った考え方も出てきます。
待機児童解消のために保育所を増やすと言うことは、共働き夫婦が増えるということになり、子育て・幼児教育の観点から考えると果たして本当にそれで良いのか?という疑問も出てきます。
本来子供は母親(もちろん父親もですが)の愛情を感じながら成長し、特に3歳頃までに親から受けた愛情はその後の人格形成・人間形成に大きな役割を占めると言われています。
そんな大事な成長期に親との接触時間が減り、大事な成長期を保育所任せで大丈夫ですか?
親の愛情が満ちあふれた感情豊かな子供に成長できますか?
核家族となり昔とは家庭環境が大きく変わっていますが、出来る事であれば子供の情緒が安定する3歳頃まで、母親が仕事をしなくても子育てが出来るような政策があったなら、その子供達が育った頃の日本は大きく変わっているのではないだろうか?
同じ税金を使うにも、現在の状況打破のために使うお金と、将来のために使うお金ではその重みが変わって来ると思っています。
待機児童を抱えて困っているお母さん、テレビなどの報道では保育所が無くて困っているという声を良く耳にしますが、本当は仕事をしないで子育てに専念したいと思っている人達もかなりの数がいるのではないでしょうか。
偏った施策にならないよう、国政・都政・区政をになう方々には、バランスを考慮しながら進めていただけたらと思います。
全宅連が1984年に制定した不動産の日である9月23日、毎年この日に各地で不動産フェアが開催されます。
今年の開催日はシルバーウィークという新しい5連休の最終日でもあり、我々宅建城北ブロック(豊島・北・板橋・練馬)が共同開催する池袋駅東口前の会場は例年よりは若干人出が少ないような気がします。
それでも結果的には、相談件数も日赤にご協力いただいている献血運動も両方とも例年を上回るような結果が残せたようです。
3~4日前には台風がまっすぐ進んでくるような天気図があってちょっと心配をした物の、開催当日は秋晴れ晴天。
年に一度の大事なイベントは、私も含めて鳩の糞爆弾を食らった方もいたようですが、それ以外は大した事件・事故もなく、今年も無事に終了することが出来ました。
来年は鳩が止まるような電柱の近くには受付を作らないように、経験を元に学習もしました。
献血にご協力いただきました皆様、設営や撤収にご協力いただきました皆様、声を枯らして呼び込みをしてくれたスタッフの皆様に心より感謝申し上げます。
都内1268地点の7月1日現在の基準地価が9月18日付で東京都から発表されました。
以下朝日新聞からの抜粋ですが、3年続いた上昇傾向は止まり、都内全体で前年比マイナス9.4%と発表されました。
上昇傾向が止まったと言うより、上昇地点がゼロですので下降に転じたと行った方が良いのかもしれません。
住宅地では前年比8.7%のマイナスで、前年度は1.9%上昇だったので一気に止まって下落したのがよく分かります。
下落幅が最も大きかったのは渋谷区で14.2%、次いで世田谷区の13.8%、中央区の12.5%、千代田区の12.3%と続き、都心部を中心に23区中15区が二桁台の下落幅を示していました。
商業地はもっと下落幅が大きく、港区の17.1%を筆頭に23区中17区で二桁台の下落となっていました。
石川遼の活躍がひときわ脚光を浴びているスポーツ界。
人気先行では無い本当の実力派が真の実力を世界に示す大記録が達成されました。
なんと大リーグ史上108年目にして達成された大記録です。
イチローはある意味「天才」と言われてはいるものの、天才が天才であるための隠れた努力は人一倍あったはず。
天才というだけでは、脚光を浴びることはあっても大記録の達成は無かったでしょう!
人並み外れた天性の才能と、それを基にした努力の賜物がやっと実ったということではないでしょうか。
石川遼も確かに人並み外れた天性を持っているでしょう!
しかし、人より優れた天性を持っているが為に、ある時努力を怠ってしまい、最上級の人生のステージから遠ざかってしまった人は過去に山ほどいます。
石川遼には、この先驕らず、日々努力する原点の気持ちを維持しつつ世界の頂点に立ってほしいと願っています。
兎と亀の話ではないですが、兎年の私としては途中で昼寝せず、イチローを見習い亀のごとく「遅くても日々毎日努力の気持ちを忘れない」で行けるとても喜ばしい記録達成でした。
大きな努力と驕らない日々の摂生に心底エールを送ります。
おめでとう!イチロー。
遡ること4年半前の2005年2月、不動産業界の概念を大きく変える事になる金丸信一氏書き下ろしの「街の不動産屋さん、”待ち”の経営から抜け出す」の出版を記念して「金丸信一を祝う会」が開催されました。
私もお招きいただきブログにて会場から実況中継をさせていただいた事を思い出します。
あれから4年半、その間に「インターネット不動産経営 勝つための11のセオリー」の出版を挟み、2009年9月3日に新刊「広告禁止!ネット不動産進化論」が出版されました。
金丸信一氏は精密機械メーカーの経営者なのですが、不動産業界の経営コンサルタント的な存在が大きくなり、宅建協会練馬区支部の研修会にも二度ほどお越し頂き、会員向け研修会にて講演をしていただきました。
本を読んでみるとよく理解できると思うのですが、精密機械メーカーの経営者らしくとにかく物を見る視点が普通の人と違って細部にまで及び、普通の人では気が付かないような部分を鋭く突いてきます。だからこそ、目から鱗の発想が生まれてくるのでしょう。
金丸氏の本を読んでいると、「そうだよね!」と同感する部分も多く、しかも何だか自然にやる気が沸いてくるのです。
本の中身は読んでのお楽しみということにし、出版を記念しつつご紹介をさせていただきます。