昨晩、仮称:新ハトマークネットの構築会議が行われ、制作側 クリエイティブホープ の大前創希社長より面白いアプリが紹介されました。
iPhoneもしくはカメラ付きの新しいiPad2で上から下まで360度部屋中くまなく写真を撮ります。
とにかく、上から下まで部屋中を画面を見ながら隅々まで写真に撮り、Finishボタンを押すとstitching panorama と表示されてiPhone内で360度パノラマ写真の合成が始まります。
合成が完了すると、share するか聞いてくるので「share」を選択すると、Facebook に公開するか?Bing Maps (Google Mapsに似たサイト)に公開するか?Photosynth.net に公開するか聞いてきます。
MicrosoftのLive IDもしくは.NET PassportのIDを持っていればPhotosynth.net にアップロードでき、そうしておくとYoutube と同じようにembed タグをコピーすることによって自社サイトやブログに360度のパノラマ映像を公開することができます。
しかも無料で・・・・・
これは実に凄いことで、数年前はパノラマ写真を撮るためには「Egg Photo 360」のような専用レンズを購入し、専用ソフトで作っていました。
特にアメリカの不動産サイトではかなり利用され、日本でも流行りそうになったのですが今一普及しませんでした。
機材が結構大きく、しかも重く、三脚もいる。
撮影隊?を準備しないと、営業マンが現場に行った時に写真を撮ってくるレベルでは不可能だったのです。
物件紹介には写真だけでは足りない!と動画やスライドショーを作成して物件の良さを知っていただこうとあれやこれややってみましたが、作り手の自己満足が強く出てしまい、動画が終わるまで待つのも辛い!次の画像が見たいのスライドショーが遅い!音楽が五月蠅い!等、きっといやがる顧客もいるだろうなと言う思いを持ちながら動画を作ってきました。
しかし・・・・
このこれができれば無料で、しかも簡単に!iPhoneさえ持っていれば撮影機材も無しに実現出来るのです。
しかも制作側のお仕着せではなく、見る側が自分でぐるぐりしながら上を見たり、下を見たり、部屋中をぐるぐる自分の意志で見て回れます。
凄い!・・・・・
今日、書類が散らかっていますが私の事務所内をiPhoneで撮影したものが下記の映像です。
こんなに凄い仕組み、作ったのはMicrosoft。
なのに何で敵方のiPhone・iPad用のアプリのみでAndroid用が無いのか?
実に不思議な構図・・・・・・・・